「お変わりありませんか」と「お元気ですか」の違いとは?分かりやすく解釈

「お変わりありませんか」と「お元気ですか」の違いとは?言葉の違い【2語】

この記事では、「お変わりありませんか」「お元気ですか」の違いを分かりやすく説明していきます。

「お変わりありませんか」とは?

「お変わりありませんか」とは相手の調子をうかがう挨拶です。

主に体調についてうかがう言葉であり普段の体調から変化せず元気でいますかという意味で使われます。

しかしこれは普段が元気であるという前提で使われる挨拶であり、以前合った際に病気だったり調子が悪かった相手に使うと体調は悪いままですかと尋ねる形になり非常に失礼です。

そのため病弱な相手や持病のある相手には使いにくい挨拶と言えるでしょう。


「お元気ですか」とは?

「お元気ですか」とは相手の体調をうかがう挨拶です。

病気になったりなにか問題がないかと相手を気遣っている表現ですが多少親しい間柄や目下の相手などに使われ、親しくない目上の人に対してはあまり使われません。

目上の人に使いたい場合はもっとかしこまった挨拶が必要になります。

「お元気ですか」は文字通り今元気かどうかを尋ねているので、以前合った時に体調が悪かったとしても使える挨拶です。


「お変わりありませんか」と「お元気ですか」の違い

「お変わりありませんか」「お元気ですか」の違いを、分かりやすく解説します。

以前と変わらず健康か尋ねる挨拶が「お変わりありませんか」で、今元気かどうか尋ねる挨拶が「お元気ですか」です。

「お変わりありませんか」は比較的丁寧な挨拶なのに対し、「お元気ですか」は多少くだけた挨拶になります。

ただし「お変わりありませんか」は以前不調だった相手に使うのは失礼なので、「お元気ですか」と違い使う相手と久しぶりにやり取りするとしても注意が必要です。

まとめ

どちらも元気かどうかを尋ねる形の挨拶ですが、「お変わりありませんか」は丁寧な挨拶ですし以前不調だったら避けるべきということもあり、「お元気ですか」の方が気軽な挨拶と言えるでしょう。

基本的には目上や親しくない相手なら「お変わりありませんか」で、くだけた挨拶にしてもいいなら「お元気ですか」という使い分けになります。