「立て替える」と「建て替える」の違いとは?分かりやすく解釈

「立て替える」と「建て替える」の違いとは?言葉の違い【2語】

この記事では、「立て替える」「建て替える」の違いを分かりやすく説明していきます。

「立て替える」とは?

「立て替える」「たてかえる」と読みます。

意味は「他人が支払うべきお金を、後で返してもらう前提で一時的に肩代わりして支払うこと」です。


「立て替える」の言葉の使い方

「立て替える」は動詞として「立て替える・立て替えた」と使われたり、名詞として「立て替え払い」などと使われます。

「立て+替え」で成り立っている語で、「立て」は動詞「立つ」の連用形で「ある場所にまっすぐ縦になっている」から転じて「ものごとが好ましい形になる」という意味、「替える」「新たに同じことを行う」という意味、「立て替える」「好ましい結果になる様に新たに相手と同じことをする」、つまり「相手が負担するべきお金を支払うこと」になります。


「建て替える」とは?

「建て替える」「たてかえる」と読みます。

意味は「古くなった家を解体して新たに造ること」です。

「建て替える」の言葉の使い方

「建て替える」は動詞として「建て替える・建て替えた」と使われたり、名詞として「建て替え予定」などと使われます。

「建て」は動詞「建てる」の連用形で「建物を造る」という意味、「替える」「新たに同じことを行う」という意味、「建て替える」「新たに建物を造ること」になります。

「立て替える」と「建て替える」の違い

「立て替える」「相手が負担するべきお金を支払うこと」です。

「建て替える」「新たに建物を造ること」です。

「立て替える」の例文

「立て替える」の例文は以下の通りです。

・『同僚のランチ代を立て替える』
・『友人のチケット代を立て替える』

「建て替える」の例文

「建て替える」の例文は以下の通りです。

・『自宅を二世帯住宅に建て替える』
・『オフィスビルを建て替えるので引越す』

まとめ

今回は「立て替える」「建て替える」について紹介しました。

それぞれの違いを理解して、正しく使える様にしておきましょう。