「全世界」と「世界」の違いとは?意味や違いを簡単に解釈

「全世界」と「世界」の違いとは?言葉の違い【2語】

この記事では、「全世界」「世界」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。

「全世界」とは?

日本を含め欧州や米国、アフリカといった世界中を指すのが「全世界」【ぜんせかい】です。

使い方としては、「全世界の人々に伝えたい日本の文化」といえば自分がいかに相手へ自国の魅力を知ってもらいたいと思う気持ちを表します。

世界の全体という意味でも使われている言葉でもあり、「全世界を揺るがした問題」といかにすべての国が震えるほど恐ろしい事が起こったとき使うのです。


「世界」とは?

地球上において、人間が築き上げる社会のすべてを指すのが「世界」【せかい】です。

子どもからお年寄りまで性別も肌の色さえ関係なく、社会で生きるすべての人々の営みを指します。

使い方としては、「日本語の奥深さを世界に伝えたい」と、少しでも言語の面白さや魅力を伝えて興味を持ってもらう気持ちを伝えるのです。

それほど限定した国だけではなく、まだ足も踏み入れていない小さな国とも交流します。


「全世界」と「世界」の違い

ここでは「全世界」「世界」の違いを、分かりやすく解説します。

小さな島国から大きな大陸まで様々な国を指し、すべての世界を巻き込んでいる状況を表すとき使うのが「全世界」です。

世界中の人々が共感する映画がいかに人気を集めているか伝えたり、経済が混乱する様子を伝えられます。

もう一方の「世界」は人間が生活し、生きる社会全体を意味する言葉です。

経済格差や文化の違いに関係なく、すべての国に魅力や情報を発信したいと思うときに使います。

「全世界」の例文

・『大手企業の倒産は、全世界の経済に大打撃を与えた』
・『感染力が強いコロナウィルスは全世界を巻き込んだ』

「世界」の例文

・『世界の衝撃的な事件を集めた番組もすでに5回目となる』
・『このままでは、人間が生きられる世界も何年あるか分からない』

まとめ

同じ地球に住む人々を指しますが、「全」がつくだけでまた違った使い方します。

どう使えばいいか、色々な使い方を考えてみましょう。