交差点の信号待ちをしている時に、斜め前にあるコンビニ行きたい時に「はす向かいにあるコンビニに行きましょう」と言います。
それでは、この「はす向かい」とはどういう意味でしょうか。
また、「斜め向かい」とは、どう違うのでしょうか。
この記事では、「はす向かい」と「斜め向かい」の違いを分かりやすく説明していきます。
「はす向かい」とは?
「はす向かい」とは、道路に立っている状態で、道の向こう側の右側か、左側の場所のことを表す言葉です。
たとえば、交差点に立っているならば、対角線上にあるのが「はす向かい」ということになります。
もともと、「はす」という言葉自体に「斜」という意味があることから、このような言い方になっています。
同じ「はす」を使った表現で、「はすに構える」というものもありますが、これもコミュニケーションをとるなら目の前の立場で物を言うべきなのに、斜めにいるような言い方や態度をとることを示す言葉です。
「斜め向かい」とは?
「斜め向かい」とは、道路に立っている状態で、道の向こう側の斜め右側か、斜め左側の場所のことを表す言葉です。
たとえば、交差点に立っているならば、対角線上にあるのが「斜め向かい」ということになります。
「はす向かい」と「斜め向かい」の違い
「はす向かい」と「斜め向かい」の違いを、分かりやすく解説します。
結論から言えば、この2つの言葉は自分から見て「斜めの向かいがわ」という意味の言葉であり、全く同じと言って良いでしょう。
たまに、「斜め向かい」は対角線上だが、「はす向かい」は真っ直ぐ前のことだと勘違いしている人もいるようですが、そもそも前述のように「斜」のことを「はす」と読むことができることを考えても、この2つが同じ意味であることが疑いがないでしょう。
まとめ
この記事では、「はす向かい」と「斜め向かい」の違いを、解説してきました。
この2つに関しては、事実上文字と読みが違うだけで、同じことを言っている言葉です。
ただ、人によっては「はす」という言葉を聞いたことがない人もいるので、「斜め向かい」を使っていれば誤解を招くことはないでしょう。