相手の話に相槌を打つ時に頻繁に使われる表現が「そうですね」というものです。
これは、使い方によって潤滑剤にも争いの端緒にもなる、危険な言葉です。
それでは、この「そうですね」とはどういう意味でしょうか。
また、「そうですよね」とは、どう違うのでしょうか。
この記事では、「そうですね」と「そうですよね」の違いを分かりやすく説明していきます。
「そうですね」とは?
「そうですね」とは、極めて一般的な相槌の言葉で、相手の話に同意することによって、スムーズにコミュニケーションを行うための手法と言っても良いでしょう。
「そうですよね」とは?
「そうですよね」とは、一般的な相槌の言葉ですが、前述の「そうですね」に「よ」を加えることによって、若干違ったニュアンスを含めることができます。
「そうですね」と「そうですよね」の違い
「そうですね」と「そうですよね」の違いを、分かりやすく解説します。
この2つの言葉は、相手の言葉に対する相槌の表現としてもっともよく使われる言葉であるということは同じですが、若干のニュアンスの違いがあります。
すなわち、「そうですね」に関しては単純な相槌であり、相手の話に対して主に「自分がそう思う」という意味になりますが、「そうですよね」に関しては、相手の話の内容そのものに対する「そうである」という同意の意味が含まれます。
一般的には「そうですよね」のほうが柔らかい印象が持たれる理由がこの「相手の状況によりそっている」という気持ちの現れを察知してのことになります。
まとめ
この記事では、「そうですね」と「そうですよね」の違いを、解説してきました。
この2つに関しては、通常は違いを気にして使用する必要はありませんが、相手に対して当たりを柔らかく見せたいのであれば、「そうですよね」の方を使っていれば間違いありません。
ただ、そのような意識自体を「押しつけ」であると感じる人もいるので注意が必要です。