「そうですか」と「そうですね」の違いとは?分かりやすく解釈

「そうですか」と「そうですね」の違いとは?違い

この記事では、「そうですか」「そうですね」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。

「そうですか」とは?

相手が話しかけてきたときの相槌として使う「そうですか」とは、まだ知らなかった話をされて驚く感情を込めつつ教えてくれたことに感謝する気持ちを込めています。

例えば、上司が「今日の昼食は豪華だった」と教えてくれたとき、「へえ、そうですか」と嬉しい気持ちを言葉にして返答するのです。

反対に、「今日の利益は出なかった」と残念な結果に対してがっかりする気持ちを表すときも使われています。


「そうですね」とは?

自分も相手の問いかけに対して同意する気持ちを込めて返答するときに使う言葉が「そうですね」です。

このようなことがあったが、君ならどう思うか聞かれたとき「私もそのように思います」と丁寧に返答します。

この場合、自分も相手が話す内容について知識があることが前提であり、賛同している気持ちをさりげなく返すとき使うわけです。


「そうですか」と「そうですね」の違い

「そうですか」「そうですね」の違いを、分かりやすく解説します。

知らなかった自分に情報を教えてくれたことに感謝の気持ちと驚きの気持ちを伝えるとき使うのが「そうですか」です。

使い方としては、「そうですか、○○先輩は物知りだ」と尊敬する感情を込めて伝える言葉にもなります。

もう一方の「そうですね」は相手の話に共感する気持ちを簡単に伝えられる言葉であり、「私はこう考えます」とその後に自分なりの考えを伝えるとき使う言葉です。

「そうですか」の例文

・『そうですか、それは凄い情報だ。さっそく後輩に教えよう』
・『そうですか。今度は機能を重視した商品の研究します』

「そうですね」の例文

・『そうですね、この色は好きな人にとっては魅力的でしょう』
・『そうですね、今回は見送ることにして、また新作が入ればご紹介します』

まとめ

相手の話に対して使う返答言葉を2つご紹介しましたが、使う場面に違いがありますので、使い方を学んで使い分けてみるといいでしょう。

違い
違い比較辞典