この記事では、「都合が合う」と「都合がつく」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。
「都合が合う」とは?
自分と相手が会える希望日を出し合ったとき、月日が一致したことを「都合が合う」【つごうがあう】といいます。
ビジネスでは取引先と話し合うためお互いに都合がいい日にちと時間を伝えれば、来週の月曜日か火曜日なら時間がとれると伝えるわけです。
そこからお互いに月曜日の方が絶対に会えると予定を確かめて、相手と何時がいいか具体的に決めたとき意見が合えば「都合が合う」と相手に伝えて日時を決めます。
「都合がつく」とは?
希望する運営費の予算が現実的なものになったと決まったとき「都合がつく」【つごうがつく】といいます。
また、イベントを開催するとき、来年の4月に実行できると具体的に決まった予定日を関係者に伝えるわけです。
ビジネスでは、相手から「来月の半ばまでに開催できるか」と聞かれたときは、時間を作れる日を具体的に伝えて、相手と予定を合わせます。
「都合が合う」と「都合がつく」の違い
「都合が合う」と「都合がつく」の違いを、分かりやすく解説します。
会いたいと思う相手にアポをとったとき、お互いにちょうど会える日にちを合わせることを「都合が合う」と伝えるわけです。
元々の意味としては、「物事をうまく一緒に行える状況」になります。
その折の事情といった意味がある「都合」と、「調和する」という意味合いがある「合う」を掛け合わせた言葉です。
もう一方の「都合がつく」は、時間を作れる具体的な日が確かになったとき使われています。
また、予算が集まると確かなものになったときは、具体的な詳細を相手へ伝えるわけです。
「都合が合う」の例文
・『都合が合うと、長年取引している問屋の店主に伝えた』
・『いつでも都合が合うので、連絡するようメールで伝えた』
「都合がつく」の例文
・『都合がつくので、取引先と16時から会う約束した』
・『今日は用事があるので、明後日なら都合がつくと電話で伝えた』
まとめ
とても似ている言葉ですが、使う状況が異なりますので、相手へどのように伝えればいいか自分なりに失礼なく使えられるかを考えてみるといいでしょう。