この記事では、「参照」と「照会」の違いを分かりやすく説明していきます。
「参照」とは?
「参照」は「さんしょう」と読みます。
意味は、「2つのものを並べて付け合わせ、よく考える元にすること」です。
「参照」の言葉の使い方
「参照」は名詞として「参照する・した」「下記参照」などと使われます。
「参」は「まい(る)」とも読み「目上の人のところへ行く」から転じて「ひきくらべる」「調べる」という意味、「照」は「て(る)」とも読み「光がすみずみまで届く」から転じて「見くらべてはっきりさせる」という意味、「参照」で「付け合わせて見比べよく調べること」になります。
「照会」とは?
「照会」は「しょうかい」と読みます。
意味は「あることについて問い合わせて確かめること」です。
「照会」の言葉の使い方
「照会」は名詞として「照会する・した」「信用照会」などと使われます。
「照」は「見くらべてはっきりさせる」という意味、「会」は「あ(う)」とも読み「ある目的のために多くの人々が集まること」から転じて「合わせる」という意味、「照会」で「相手に問い合わせてはっきりさせること」になります。
「参照」と「照会」の違い
「参照」は「付け合わせて見比べよく調べること」です。
「照会」は「相手に問い合わせてはっきりさせること」です。
「参照」の例文
「参照」の例文は以下の通りです。
・『詳細については添付の資料をご参照ください』
・『リンク先のページを参照する』
・『ネット記事を参照しながらレポートを作成する』
「照会」の例文
「照会」の例文は以下の通りです。
・『クレジットカードの申請者を信用情報機関に照会する』
・『知り合いの政治家から弁護士あてに紹介状を書いてもらう』
・『カード会社から身元確認の照会が来る』
まとめ
今回は「参照」と「照会」について紹介しました。
それぞれの違いを理解して、正しく使える様にしておきましょう。