この記事では、除草剤の「バスタ」と「ラウンドアップ」の違いを分かりやすく説明していきます。
「バスタ」とは?
「バスタ」とはBASF農薬から販売されている即効性の除草剤です。
液状の除草剤であり希釈して草にふりかけて使いその液体が触れた部分を枯れさせます。
そのため根っこから雑草を枯れさせることができず多年草の雑草はまた生えてきてしまいますが、枯れさせたくない植物に掛かってしまってもそれが根っこから枯れることもありません。
そのため花壇などの近くの雑草管理にも使えます。
また散布してから枯れるまでの時間が比較的短いのも特徴です。
「ラウンドアップ」とは?
「ラウンドアップ」とはアメリカのモンサントという企業が開発した除草剤です。
液状除草剤であり希釈して植物にかけるとかかった部分から成分が吸収され植物全体に浸透して全体を枯らせます。
そのため多年草の雑草であっても長期間再発生を予防可能です。
ただし枯れさせたくない植物にも除草剤が付着すると根っこまで枯れさせてしまうので選んで枯れさせたい場合には向きません。
またしっかり浸透させてから枯れさせるので即効性に劣ります。
「バスタ」と「ラウンドアップ」の違い
「バスタ」と「ラウンドアップ」の違いを、分かりやすく解説します。
除草剤のかかった部分を枯れさせる除草剤が「バスタ」で、植物を根っこから枯れさせる除草剤が「ラウンドアップ」です。
「バスタ」は枯れさせたくない植物に多少かかっても幹や根っこまでは枯れないので花壇や家庭農園でも使えてすぐに効果が出ます。
しかし「ラウンドアップ」は除草剤が付着すれば無差別に根っこまで枯れさせるので枯れさせて良い植物歯科は得てない場所でしか使えません。
まとめ
雑草だけ狙ってすぐに枯れさせやすいのが「バスタ」で、時間はかかるけれど植物を根っこから枯れさせられるのが「ラウンドアップ」です。
観葉植物などの近くに生える雑草は「バスタ」が向きますが、雑草問題を文字通り根っこから解決したいなら「ラウンドアップ」の方がいいでしょう。
