この記事では、アパレルブランドの「ラコステ」と「クロコダイル」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。
「ラコステ」とは?
プロとしてテニス界で活躍していたルネ・ラコステという選手が、1933年に自ら立ち上げたブランドを「ラコステ」といいます。
彼がアパレル業界で活躍できるようフランスでは名だたるニット会社の社長、アンドレ・ジリエが力を貸し、二人はまい進します。
品と質に拘ったポロシャツを作り出した二人は、オリジナルのロゴに口から尻尾まで描かれたワニの姿を採用しました。
粘り強いプレイを彷彿とさせる全身が緑色の口を開けたワニの姿は人々の目を惹きつけ、世界中にこのブランドの名を広めることになるのです。
「クロコダイル」とは?
ゴルフウェアを中心に手がける香港のクロコダイルガーメンツ社が立ち上げるブランドが「クロコダイル」です。
運動する人が動きやすく、お洒落に着られる服を世に送り出し、今や知名度も高く、多くの人に知られています。
筆記体で「CROCODILE」と書いた文字の横には頭を前、尻尾は後ろで細身のワニが描かれているのが特徴的です。
日本ではヤマトインターナショナル株式会社が「クロコダイル」の商品を売り出しています。
「ラコステ」と「クロコダイル」の違い
「ラコステ」と「クロコダイル」の違いを、分かりやすく解説します。
1933年にプロ選手であったお洒落なルネ・ラコステが立ち上げたのが「ラコステ」であり、ボールを粘り強く追いかけては打ち返すプレイから「ラコステ」はワニのようであるところから、この生き物をブランドのロゴとして商標登録しました。
全体的に太く、足もがっちり大きいワニは正面から見たとき頭部分が右を向き、尻尾は左側にあります。
もう一方の「クロコダイル」は香港で立ち上げたブランドであり、クロコダイルメンツ社が販売するゴルフウェアです。
「ラコステ」と同じようにロゴはワニを使っているブランドですが、全身が細身で口は半開きで、腹は細身といったところも違います。
まとめ
アパレル関係の会社を2つご紹介しましたが、ロゴに多少の違いがあったり、ブランド会社のある場所などに違いがありますので、自分なりに異なる点を見比べてみるといいでしょう。