この記事では、「サウザンドレッシング」と「オーロラソース」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。
「サウザンドレッシング」とは?
独特な味が出るピクルスやトマトの酸味と甘さが楽しめる「サウザンドレッシング」は、鮮やかなオレンジ色で料理を美しく彩る調味料です。
オレイン酸をたっぷりと含むオリーブオイルと、ビタミンCを含むレモン汁がお酢のように爽やかな味になります。
また、独特な深みを出すウスターソース入れて味を調えるこのドレッシングは、マヨネーズよりも料理をまろやかに仕上げられるのが魅力です。
レタスや大根サラダに合いますし、海老やイカフライといった揚げ物の旨みを引き出すソースとしても使えます。
「オーロラソース」とは?
卵黄とお酢の味が絶妙に混じったマヨネーズに、トマトの酸味と旨みを活かしたケチャップを混ぜた調味料が「オーロラソース」です。
元々はフランス料理によく使うソース・シュプレームを基本としたもので、バターを入れた小麦粉を焦げないように炒めます。
そこに濃厚なベシャメルソースへ裏ごししたトマトを入れて混ぜ合わせるのです。
このソースは白身魚を焼いたものや海老フライ、ステーキといった西洋料理に使えます。
日本では簡単にトマトケチャップとマヨネーズを合わせて作り、サンドイッチの味付けやカキフライ、和え物などに使う味付けです。
「サウザンドレッシング」と「オーロラソース」の違い
「サウザンドレッシング」と「オーロラソース」の違いを、分かりやすく解説します。
千の鳥という意味がある「サウザンドレッシング」は、1000種類以上もの鳥類が集まるローレンス川が由来となっている調味料です。
レモン汁や小さく刻んだピクルス、オリーブオイルが入っていますが、「オーロラソース」に入っているペシャメルソースで深みを出します。
色は少し赤みがあるソースであり、フランスでは裏ごししたトマトを入れるのが特徴的です。
米国でよく使われている「サウザンドレッシング」はケチャップが入っているため薄いオレンジ色が美しい調味料になります。
まとめ
料理に彩りを添えたり、いつもとは違った味を楽しめるドレッシングやソースをご紹介しました。
使っている食材に違いがあり、酸味や味、濃さといったものが異なりますので、食べ比べてみるのもいいでしょう。