この記事では、「自己申告書」と「志望理由書」の違いを分かりやすく説明していきます。
「自己申告書」とは?
「自己申告書」とは志望した先に自分がどういった人間なのかを伝えるための書類です。
内容としてはこれまでどういった物事を学んできたかやどういった経験を積んできたかであったり、そういった過去をどう活かす気なのかということを書きます。
ただしどう活かす気かというのも自分がどういう人物かを伝えるための一要素なので、何がしたいかというよりは何ができるかという視点で記入することが「自己申告書」としては好印象になりがちです。
「志望理由書」とは?
「志望理由書」とは他にも候補がある中からそこを志望した理由を伝えるための書類です。
内容としては志望した先が持っている特長に合わせてこういうことをしたいというようなことを書きます。
大学であれば自分が専攻したい学科に強い大学だからなどもありますし、高校では中学までやっていたスポーツの強豪校だから自分もそこで腕を磨きたいという人も多いでしょう。
なんでそこを選んだのかを伝えるためのものなので、自分がなんでそこが良くて実際に入ったら何がしたいかを素直に述べるものです。
「自己申告書」と「志望理由書」の違い
「自己申告書」と「志望理由書」の違いを、分かりやすく解説します。
相手にとって自分がどういい人物なのかを伝えるのが「自己申告書」で、なんで他の候補よりそこを選んだかを伝えるのが「志望理由書」です。
「自己申告書」ではこういった長所のある人物だとメリットを伝えますが、「志望理由書」では自分がこれからなにをしたいかを伝えるような内容になります。
まとめ
どちらも受験で書くことになりがちですが「自己申告書」は自己アピールの要素が強く相手がなにを知りたいかを考えた上で書く必要があります。
それに対して「志望理由書」はなにをしたいかや興味関心事を伝えることを書き、相手がなにを知りたいかまで考えなくても良い場合が多いでしょう。