この記事では、「M&M’s」【エムアンドエムズ】と「マーブルチョコレート」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。
「M&M’s(エムアンドエムズ)」とは?
 米国に本社をおく日本のマースジャパンが売り出すお菓子が「M&M’s」【エムアンドエムズ】です。
 このチョコレートが誕生したきっかけは、英国人であるフォレスト・マースがスペインに行ったとき、チョコレートを砂糖で包み込んだ粒を見かけたことにあります。
 砂糖で包み込めば気温が高いときでも溶けにくく、保存も利くその発想を母国に持ち帰り、ブルース・ムリーという友人と一緒に研究を重ねて生み出したのが「M&M’s」なのです。
 工場を建てて本格的に生産に乗り出すとき、二人の頭文字をとって名づけたのでした。
「マーブルチョコレート」とは?
 明治製菓が1961年2月18日に売り出したお菓子が「マーブルチョコレート」です。
 日本人には馴染み深いチョコレートであり、赤、黄色、オレンジ、水色、緑、ピンク、茶といった7色入っています。
 容器は望遠鏡のような円形状の筒型に入っていて、蓋を開けるとチョコレートがたくさん入っているところが子供の好奇心をそそるのです。
 発売当初は手でラベルを容器に貼り付けるといった手間をかけていましたが、現在では容器に模様を印刷して販売しています。
 名前の由来は“marble”(マーブル)と書いて光沢がある大理石といった意味がある言葉と、おはじきの形状にそっくりであった見た目から付けられています。
「M&M’s」と「マーブルチョコレート」の違い
「M&M’s」と「マーブルチョコレート」の違いを、分かりやすく解説します。
 1940年に工場を設立し、その翌年に米国で売り出されたのが「M&M’s」です。
 当初は筒状の厚紙製の容器に紫、緑、黄色、茶色、赤、オレンジの6色のチョコレートが入って5セントで販売していました。
 手にとけず口でとろけるという言葉をCMで宣伝して売り出され、子供から大人の間でもヒットします。
 もう一方の「マーブルチョコレート」は日本のお菓子メーカーである明治製菓から発売し、筒状の紙容器に7色入っているお菓子です。
 光沢がある大理石に似ていることから「マーブル」という名前が付きました。
 夏でも溶けにくいチョコレートとして、昭和37年に上原ゆかりという子役が出るcmを流してヒットしたお菓子です。
まとめ
 どちらも円形状で何色も入ったチョコレートが入っているお菓子ですが、販売する会社は米国か日本であるか、色の種類、名前の由来などが異なりますので、自分なりに比較してみるといいでしょう。



