「茶話会」と「お茶会」の違いとは?分かりやすく解釈

「茶話会」と「お茶会」の違いとは?違い

この記事では、「茶話会」【さわかい】と「お茶会」【おちゃかい】の意味や違いを分かりやすく説明していきます。

「茶話会」とは?

お菓子を食べたり、お茶を飲みながら楽しく人と話す集まりを「茶話会」【さわかい】といいます。

着物を着た物同士が座りながら抹茶を飲み、美しい和菓子を食べて、たわいもない話するといった意味がある言葉です。

また、ご近所の人を自宅に招待して机を囲み、夫が帰ってくるまでの数時間を食べたり、飲んで楽しみつつ家庭の話や子供、旦那についてなど色々取り上げます。


「お茶会」とは?

親しい人だけでなく、取引先相手や職場でお世話になっている社員や上司など、普段からよくしてもらっている者を失礼がないよう自宅に呼び、礼儀正しくお抹茶を出して飲んでもらったり、話するのが「お茶会」【おちゃかい】といいます。

茶道の心得を持って丁寧に人をもてなし、和菓子を食べてもらうのです。

茶道室か座敷に客を通しますが、最近はリビングで紅茶や洋菓子を出して食べてもらい、もてなす人もいます。


「茶話会」と「お茶会」の違い

「茶話会」「お茶会」の違いを、分かりやすく解説します。

仲の良い人や取引先のご婦人を招き、お菓子を食べながらたわいもない話することを「茶話会」といいます。

紅茶やコーヒーを出したり、ほうじ茶、蕎麦茶などこれといって出す飲み物に拘りはありません。

出すものは団子や羊羹、手作りの焼き菓子など相手の年代を考慮して選ぶわけです。

自宅に呼んでやる人もいれば、お気に入りの喫茶店を選ぶ場合もあります。

もう一方の「お茶会」は着物を着たり、お洒落な格好して取引先相手や上司の奥様、親戚を自宅に招き、茶道の作法を重んじながら行うものです。

出す飲み物はお抹茶で、それに合う茶菓子を出すという違いがあります。

まとめ

どちらも人を招いて行う会ですが、出す飲み物やお菓子、招く人に違いがありますので異なる点を見比べてみましょう。

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