この記事では、「職名」と「職種」の違いを分かりやすく説明していきます。
「職名」とは?
「職名」は「しょくめい」と読みます。
意味は、「職業の中で、同じ様なスキルを必要とするものの呼び名」です。
仕事の種類として大きな枠でくくったもので、能力や方向性が似ている職業を表します。
「職名」の言葉の使い方
「職名」は名詞として使われる語ですが、ざっくりとしている為に日常会話で使われることが多くなります。
具体には「会社員」「販売員」「運転手」など、方向性で表すことが多くなります。
「職」は「暮らしのためにする仕事」という意味、「名」は「な」とも読み「名称」という意味、「職名」で「暮らしの為にする仕事の呼び名」になります。
「職種」とは?
「職種」は「しょくしゅ」と読みます。
意味は、「職業の中で、具体的な仕事の内容が分かるものの呼び名」です。
どの様な業務をしているのかが具体的に分かる様に現したものです。
「職種」の言葉の使い方
「職種」は名詞として使われる語ですが、履歴書や申請書など個人情報として提出する書類に記載する時に使われることが多くなります。
具体的には「営業職」「経理職」「自動車販売」「小学校教員」など、業務内容をより細かく表した呼び名になります。
「職」には「本分として担当すべき役目や任務」という意味もあり、「職名」で「本分として担当すべき役目や任務の呼び名」になります。
「職名」と「職種」の違い
「職名」は「職業の中で、同じ様なスキルを必要とするものの呼び名」です。
「職種」は「職業の中で、具体的な仕事の内容が分かるものの呼び名」です。
「職名」の例文
「職名」の例文は以下の通りです。
・『職名は会社員だが実は支店長クラスだ』
・『バンドマンの職名は音楽家になる』
・『職名は自分の立場を表すものを言えば良い』
「職種」の例文
「職種」の例文は以下の通りです。
・『職種の欄に医師と記載する』
・『婚活では職種が重要になる』
・『希望の職種は経理事務です』
まとめ
今回は「職名」と「職種」について紹介しました。
それぞれの違いを理解して、正しく使える様にしておきましょう。