この記事では、「瑞々しい」【みずみずしい】と「水水しい」【みずみずしい】の意味や違いを分かりやすく説明していきます。
「瑞々しい」とは?
新鮮な状態の野菜や果物を「瑞々しい」【みずみずしい】といいます。
このようなところから、肌が若々しく、魅力的だと感じる人や、若者のように柔軟性がある発想ができる者を褒める気持ちを込めて使うわけです。
とくに、中年になっても活発的で野心的に行動したり、高齢になっても元気で力強く生きるその様を褒め称えるとき「とても瑞々しい人だ」といったように尊敬します。
「水水しい」とは?
たっぷり水を含んでいるように、肌にハリと艶がある人を褒めるとき使う言葉が「水水しい」【みずみずしい】です。
誰が見ても目の前にいる中年女性の顔が若い人のようにもっちりした弾力がある肌で、美しいと思うとき褒める意味を込めて使います。
それだけ見た目が美しい女性を尊敬する意味で使い、相手に対して自分が思っていることを言葉で表すわけです。
「瑞々しい」と「水水しい」の違い
「瑞々しい」と「水水しい」の違いを、分かりやすく解説します。
水をたっぷり含む野菜や果物を見たとき、「瑞々しい」と驚く表現するときに使います。
このことから、ハリがあったり、艶もある女性の顔を見て感心する気持ちを伝えられる言葉となるわけです。
もう一方の「水水しい」は、なんともいえぬほどハリと艶が備わっている美しい人を見たときの感動を表すとき使います。
このようなところから、新しい作品や発想を褒める意味で使ったり、反対に今付いたばかりの香りに対して、「水水しい香水を付けてきた」といった使い方をするわけです。
「瑞々しい」の例文
・『瑞々しい人は、いつも目が輝いていて前向きに仕事する』
・『新入社員が入ってくると瑞々しい才能が開花される』
「水水しい」の例文
・『水水しい香料に包まれると心が癒されて気分も楽になる』
・『水水しい芸術作品を生み出した画家が、海外で評価された』
まとめ
どちらも同じ読み方をする言葉ですが、意味に少し違いがありますので、状況によってうまく使い分けてみるといいでしょう。
