この記事では、「無職」と「家事手伝い」の違いを分かりやすく説明していきます。
「無職」とは?
「無職」は「むしょく」と読みます。
意味は「定まった勤務先がない状態」です。
企業などと雇用契約を結んでおらず、主となる収入がない人を表します。
「無職」の使い方
「無職」は名詞・形容動詞として「無職だ・である」「無職の人」などと使われます。
「無」は「な(い)」戸も読み「~がない」「存在しない」という意味、「職」は「本分として担当すべき役目や任務」「暮らしのためにする仕事」という意味、「無職」で「暮らしのためにする仕事がないこと」になります。
「家事手伝い」とは?
「家事手伝い」は「かじてつだい」と読みます。
意味は「定まった仕事に就かず、主に家庭で炊事・洗濯・育児などを日々の仕事を手伝う人」です。
自宅で親の手伝いをする人が多くなりますが、それにより報酬を得る・得ないまでの意味は含まれません。
昔は上記で紹介した「無職」の独身女性で、親と同居している人に使われていた言葉ですが、最近では女性の社会進出が増えたことから使われなくなりました。
「家事手伝い」の使い方
「家事手伝い」は名詞・形容動詞として「家事手伝いをする・した」「家事手伝いだ・である」などと使われます。
「家事」は「掃除・洗濯・炊事・育児など、家庭生活に欠かせない仕事」という意味、「手伝い」は「他人の仕事を助けて一緒に働く」「手助けする」という意味、「家事手伝い」で「掃除・洗濯・炊事・育児など、家庭生活に欠かせない仕事を助けて一緒に働くこと」になります。
「無職」と「家事手伝い」の違い
「無職」は「暮らしのためにする仕事がないこと」です。
「家事手伝い」は「掃除・洗濯・炊事・育児など、家庭生活に欠かせない仕事を助けて一緒に働くこと」です。
「無職」の例文
「無職」の例文は以下の通りです。
・『仕事を辞めて無職になる』
・『彼は無職でハローワークに通っている』
・『平日に休みを取ると無職と間違えられる』
「家事手伝い」の例文
「家事手伝い」の例文は以下の通りです。
・『彼女は花嫁修業のために家事手伝いをしている』
・『無職だが家事手伝いと言っておく』
・『自営業なので家事手伝いになる』
まとめ
今回は「無職」と「家事手伝い」について紹介しました。
それぞれの違いを理解して、正しく使える様にしておきましょう。