この記事では、「正月」【しょうがつ】と「三が日」【さんがにち】の意味や違いを分かりやすく説明していきます。
「正月」とは?
一月は月末まですべて「正月」【しょうがつ】といいますが、現在では元旦から3日間を指します。
伊勢海老や国産牛、数の子、伊達巻など色々な料理を美しく入れたおせちを食べたり、着物を着て神社に初詣に行く、家族や友人とカルタ取りするなどして遊ぶのも「正月」の醍醐味です。
企業では「正月休み」として12月30日から1月3日まで社員を休ませるため、実家に帰省して家族と一緒に過ごします。
また、子供は親戚の家に遊びに行けばお年玉が貰えて、お金が貯まる楽しみがあるわけです。
「三が日」とは?
1月の1、2、3日を「三が日」【さんがにち】といいます。
事実上の祝日として、日本ではこの3日間はほとんどの会社で社員を休ませることが前提となっているため、サービス業ではない限り、ほとんどの企業では休日として社員を休ませているわけです。
書初めや初詣なども始まり、特別な行事もこの3日間に執り行います。
この期間は家族や親戚と集まって御馳走を食べながら会話して楽しんだり、旅行に行く人も増えるのです。
また、羽子板して遊ぶ、書道するなど正月らしいことをする人が増えます。
「正月」と「三が日」の違い
「正月」と「三が日」の違いを、分かりやすく解説します。
おせちを食べながら家族や親戚が楽しい会話して過ごしたり、カルタして遊ぶことを「正月」といいます。
その年を健康に生きる、仕事もうまくいよう神社へお参りするわけです。
掃除はせず歳神様を迎え入れたり、喧嘩をせず、無駄にお金を使わずに過ごすのがこの「正月」に求められる行為でもあります。
「三が日」は1月1日の元旦から3日間を指し、その期間はお屠蘇【おとそ】を口に含むのが慣わしです。
無事、新年を迎えられたことに感謝したり、喜びを家族で分かち合うためお雑煮を食べる、おせちを食べるなどこの「三が日」には松の内を祝うための日です。
まとめ
どちらも1月の3日間を指す言葉ですが、食べる物や祝う意味に違いがありますので、資料や画像を見て自分なりに異なる点を見比べてみるといいでしょう。