この記事では、「フェンネル」と「フェヌグリーク」の違いを分かりやすく説明していきます。
「フェンネル」とは?
「フェンネル」とは、セリ科ウイキョウ属に分類される多年草の植物のことを表しています。
地中海沿岸が原産で、草丈は1~2メートルくらいあります。
6月から8月頃に黄色い花が咲きます。
種子は香りがあります。
葉は緑色で、細長く、フワフワしています。
「フェンネル」はハーブなどの食用や、薬用、精油に使用されています。
「フェヌグリーク」とは?
「フェヌグリーク」とは、マメ科マメ亜科フェヌグリーク属に属する一年草の植物のことを言います。
「フェヌグリーク」の和名は、「ころは(胡廬巴)」で、中国名も同じ漢字です。
南東ヨーロッパや西アジアなどが原産で、草丈は60㎝程度です。
開花時期は7月から9月頃で、黄色や白い花を咲かせます。
種子は香りがあり、スパイスとして利用されています。
「フェヌグリーク」の葉を乾燥させたものが、「カスリメティ」になります。
また、全草は牧草、薬用に用いられています。
「フェンネル」と「フェヌグリーク」の違い
「フェンネル」と「フェヌグリーク」の違いを、分かりやすく解説します。
「フェンネル」はセリ科で、「フェヌグリーク」はマメ科の植物になります。
また、「フェンネル」は多年草で、「フェヌグリーク」は一年草です。
さらに、「フェンネル」は魚料理の臭み消しなどに用いられますが、「フェヌグリーク」はカレー粉や、チャツネなどに使われています。
「フェンネル」と「フェヌグリーク」には、これらのような違いが見られます。
まとめ
「フェンネル」の別称には、「ウイキョウ(茴香)」、「ショウウイキョウ(小茴香)」、「フィノッキオ」などがあります。
また、「フェンネル」の英語表記は「fennel」になります。
そして、「フェヌグリーク」には、「フェネグリーク」、「メティー(シード)」などの別名があります。
さらに、「フェヌグリーク」は英語で、「fenugreek」と表記します。
「フェンネル」、「フェヌグリーク」、それぞれの言葉の意味や違いを知ることで、より適切に使えるようになるでしょう。