この記事では、「ピンク」と「桃色」【ももいろ】の意味や違いを分かりやすく説明していきます。
「ピンク」とは?
赤と白色を混ぜ合わせると「ピンク」になります。
白色の量が多いほど赤色は薄くなり、明るい色調になるわけです。
女性が好む色でもあり、「ピンク色の服」といった言い方をしたときはいかにかわいらしく、美しい色か表します。
また、恋愛して燃える気持ちを表す赤に、純粋さといった意味がある白を加えることで、優しさや親しみを伝えるため使われている愛情表現にもなるわけです。
「桃色」とは?
ピンクにとてもよく似ている色を「桃色」【ももいろ】といいます。
赤に白を混ぜた色であり、明るく、淡い赤色になるわけです。
お洒落で垢抜けた色合いでもあるため、「桃色の葉書を選び、思いをつづる」と恋愛感情を書き出す際に使われています。
他にも「桃色の書簡箋」といった使い方するなど、その物の色をお洒落に表現します。
このようなところから、「桃色吐息」といった使い方して、自分が恋愛している状態をうまく伝えます。
「ピンク」と「桃色」の違い
「ピンク」と「桃色」の違いを、分かりやすく解説します。
かわいらしい愛情表現するとき使われている「ピンク」には、人の温もりやあどけなさといった意味が含まれている言葉です。
「ピンク色に染まる」といった言い方して、いかに心ときめいている状態か表す場合もあります。
もう一方の「桃色」は便箋や封筒といった物がお洒落で美しいか表す言葉です。
「ピンク」の例文
・『ピンクの服を着ると女性らしい表情になるのが不思議』
・『格好いい男子に見つめられた女の子は頬をピンク色に染めた』
「桃色」の例文
・『好きな男性社員を見つめては、桃色の吐息を吐く女上司であった』
・『恋する女子の部屋は、どこか桃色に染まったように見える』
まとめ
どちらも淡く、優しさがある色を指す色ですが、女性の切ない恋心を表現したり、人の温もりを示すときよく使われています。
どのような場面でどちらの言葉を使えばいいかを考えてみるといいでしょう。