この記事では、“it”と“that”の違いを分かりやすく説明していきます。
「it」とは?
“it”とは、主に「それ」や「それは」、「それを」、「それに」という意味を表す英単語です。
「it」の使い方
“it”は主に代名詞として使われています。
「that」とは?
“that”とは、主に「それ」や「あれ」、「あの」、「そんなこと」や「そのようなこと」という意味を表す英単語です。
「that」の使い方
“that”は主に代名詞として使われています。
「it」と「that」の違い
“it”と“that”はどちらも主に「それ」という意味を表す代名詞ですが、2語には細かな違いがあります。
“it”が指す「それ」は文脈における「特定の何か」であるのに対し、“that”が指す「それ」は「文脈全体」のことになるのです。
また、“it”は天気や時間などの一般的な対象へ使用されるのに対し、“that”は特定の具体的な対象へ使用されます。
それを踏まえて、下記の例文を参考にしてみてください。
「it」の例文
・“It is a fine day today.”(今日の天気は晴れです)
・“It is 10:00 now.”(今は10時です)
・“It will soon be Christmas.”(もうすぐクリスマスの時期になる)
「that」の例文
・“Let’s walk together to that river.”(あの川まで一緒に歩こう) ・“My life changed completely from that day.”(あの日から私の人生は大きく変わった) ・(相手が述べた内容を指して)“That sounds good.”(それはいいね)
まとめ
“it”と“that”はどちらも主に「それ」という意味で用いられている代名詞ですが、ニュアンスに微妙な違いがあるということでした。