「スパークリングワイン」と「シャンパン」の違いとは?分かりやすく解釈

「スパークリングワイン」と「シャンパン」の違いとは?違い

国際線の航空機でビジネスクラスやファーストクラスに乗ると、座ってすぐに「ジュースかシャンパンいかがですか」と飲み物を持ってきます。

ここからもう飲み始めようという方は迷わず「シャンパン」を選ぶことになりますが、これ、本当に「シャンパン」でしょうか。

それでは、この「シャンパン」とはどういうものなのでしょうか。

また、「スパークリングワイン」とは、どう違うのでしょうか。

この記事では、「スパークリングワイン」「シャンパン」の違いを分かりやすく説明していきます。

「スパークリングワイン」とは?

「スパークリングワイン」とは、「sparkling wine」をカタカナ表記したもので、「発泡性のワイン」のことを言います。

通常のワインとの違いは、発行するときに通常は空気中に逃げて行ってしまう二酸化炭素ガスを閉じ込めた状態にすることで、コーラのように炭酸を含んだものにするという部分です。


「シャンパン」とは?

「シャンパン」とは、フランスの「シャンパーニュ」地方で作られ、いくつかの基準に合格した「スパークリングワイン」に付けられる名前です。


「スパークリングワイン」と「シャンパン」の違い

「スパークリングワイン」「シャンパン」の違いを、分かりやすく解説します。

この2つの言葉は、発泡性のワインであることは同じですが、実は、「シャンパン」「スパークリングワイン」と同じではなく、「スパークリングワイン」の一種なのです。

具体的に言うと、「スパークリングワイン」の中でも「シャンパーニュ」地方で作られ、多くの基準に合格したものだけが、本来「シャンパン」あるいは「シャンペン」と名乗ることができます。

したがって、私たちが日ごろ口にすることができるほとんどのものは、「スパークリングワイン」ではありますが、「シャンパン」ではないと言ってよいでしょう。

まとめ

この記事では、「スパークリングワイン」「シャンパン」の違いを、解説してきました。

「シャンパン」が、非常に限定された「スパークリングワイン」の一種であることはここまで述べてきたとおりですが、「シャンパン」のように、本当は特殊な名称なのに、一般的な名前として定着してしまった言葉は、他にも多く存在します。

例えば、沖縄で食べることができる「沖縄そば」を、「スペアリブがのっかているそば」のように思っている人が多いと思いますが、「沖縄そば」とは、独特な中華麺を日本そばタイプのだしで食べる麺料理のことで、「ソーキ」がのっかているのはその中の「ソーキそば」という名称の物なのです。

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