サメの種類?
大きさ何で使い分ける?
この記事では、「シャーク」と「ジョーズ」の違いを分かりやすく説明していきます。
「シャーク」とは?
一般的に言えばサメ。
9割以上の人が思い浮かべるのは間違いありません。
別の意味ではサメが鋭く獲物を食い散らすから派生した詐欺師や達人といった意味合いで使われます。
近年では米国のトップ家電メーカー『シャークニンジャ』が販売している掃除機名を思い浮かべる人もいらっしゃるかもしれません。
この場合も達人で使われる場合と同様の意味合いと受け取ればわかりやすいでしょう。
またその流線型のフォルムから商品、製品名としても使われることが多々あります。
「ジョーズ」とは?
1975年に公開された「スティーブン・スピルバーグ」氏監督の『Jaws』で一躍世界的に拡がった言葉だと言っていいでしょう。
ホオジロザメや巨大な人食いサメをイメージする言葉として定着。
しかし元々の「Jaws」の語源は顎のJawからなのは日本ではあまり知られていません。
ボクシング用語などで「Jaw・ジョー」として使われますが「Jaws」とは完全に別の意味合いになります。
「シャーク」と「ジョーズ」の違い
「シャーク」と「ジョーズ」の違いを、分かりやすく解説します。
基本的に日本では前述した1975年の映画の影響で巨大な人食いサメを「ジョーズ」と呼ぶのが一般的だと言っていいでしょう。
巨大なサメであっても「ジンベイザメ」などプランクトンを食べる様な種類にはまず使われることはありません。
「ジョーズ」と使われる場合はホオジロザメもしくはそれに準じた形のサメを呼称します。
人を襲う危険性のあるサメでもシュモクザメなど独特の形の種類には使われることはほぼないでしょう。
また「シャーク」は前述した名人や詐欺師など以外でも、流線形のフォルムを指す場合も多く、商品や製品名としてつけられることも多々あります。
まとめ
「シャーク」はサメ類全般を基本的に指すのと同時に別の意味合いを持ちます。
それは達人、名人、詐欺師などで根底にはサメが獲物を貪欲に貪るイメージから派生したものだと言っていいでしょう。
また流線形を指すものにも使われることが多く、好戦的なイメージから軍需用品の名前には多く使われているのは間違いありません。
米空軍のF20戦闘機や米海軍の潜水艦、イタリア海軍の魚雷などに広く使われています。
一方の『ジョーズ』は1975年の「スティーブン・スピルバーグ」監督の映画から世界的に拡がった言葉であり、ホオジロザメ、人食いザメを指す場合が多いと言えるでしょう。
また日本では鋭い歯を持った生き物を「ジョーズ」みたいだと表現する場合もあります。
英語圏でもホオジロザメ(Great white shark)はJawsと実際の会話では使われるほどに定着した言葉です。