「緯度」と「経度」には、どのような違いがあるのでしょうか。
この記事では、「緯度」と「経度」の違いを分かりやすく説明していきます。
「緯度」とは?
地球上のある地点の南北の位置を表す座標が「緯度」です。
地球の真ん中には赤道があります。
その赤道より北が「北緯」。
赤道より南が「南緯」となり、どちらも90度ずつになります。
簡単に言えば、地球を正面から見て横に線を入れ位置を確認するものが「緯度」となり、その中心が赤道。
そして、中心の赤道を境に北と南で呼び方が「北緯」と「南緯」に異なるということになります。
「緯度」の言葉の使い方
「緯度」には、「緯度観測所」や「緯度変化」、「緯度線」、「低緯度」などといった言葉があります。
また、「日本の緯度は、北緯30度~北緯45度あたりになります」などといった形でも用いられます。
「経度」とは?
地球上の位置を表す座標が「経度」です。
ある地点を通る子午線と本初子午線との間の角度になります。
本初子午線を基準にして東へは東経180度まで。
西へは西経180度まで区分されています。
簡単に言えば、北極点を中心にピザにように地球を360度分にカットし、その際、イギリスの本初子午線を0度として、それよりも東が「東経」。
西が「西経」に区分され位置を表す表し方になります。
「経度」の言葉の使い方
「経度」には、「経度線」や「経度時」などといった言葉があります。
また、「日本の経度は、東経125度~東経140度あたりになります」などといった形で用いられます。
「緯度」と「経度」の違い
「緯度」と「経度」の違いは、簡単に言えば、地球を正面から見た際、「緯度」は横の線。
「経度」は縦の線を意味するものとなります。
これらを用いて地球上にある位置をより詳しく、また、誰にでも正しく伝えることができるようになっています。
まとめ
「緯度」と「経度」は、地球上での位置を表す際には欠かせないものといった共通点を持つ言葉となります。