「広い目で見る」と「俯瞰」の違いとは?分かりやすく解釈

「広い目で見る」と「俯瞰」の違いとは?違い

この記事では、「広い目で見る」【ひろいめでみる】と「俯瞰」【ふかん】の意味や違いを分かりやすく説明していきます。

「広い目で見る」とは?

狭い視野ばかりでは、見えるものが見えてこないので、もう少し広い方向に目を向けて物事を考えることを「広い目で見る」【ひろいめでみる】といいます。

この広い目で物事を見るときは偏見なく目を向ければ、より色々な物が見えてくるようになるわけです。

このことで、古臭い考え方に執着しなくなり、新しい目で物事が見えてくるといった利点を得られます。


「俯瞰」とは?

高い場所から下を見下ろす行為を「俯瞰」【ふかん】といいます。

自分が高い所に立って、下の街をゆっくり見渡せばどのような状況になっているのかよく分かるわけです。

例えば、社長が高所から部下の仕事ぶりを見たり、問題が起きているとき、何がどのようになっているかよく見るため上に立って職場を見渡します。

最近は、料理を上の方から下にカメラを向けて、撮影するといった行為を指すわけです。


「広い目で見る」と「俯瞰」の違い

「広い目で見る」「俯瞰」の違いを、分かりやすく解説します。

固定観念を持った狭い目で物事を見るのではなく、新しいことに目を向けられるよう「広い目で見る」わけです。

もう一方の「俯瞰」は高い位置から物事を見渡せば、何がどのようになっているか分かるといった状況を表します。

また、高い位置に立てば広い範囲で物事が見えてきますし、撮影するときも美しく立体的に撮れるでしょう。

「広い目で見る」の例文

・『広い目で見れば、人が何を必要としているか分かるようになった』
・『社員に柔軟な判断してもらえるように、広い目で見るよう指示した』

「俯瞰」の例文

・『企画につまづいたとき、俯瞰して何を解決すればいいか見るべきだ』
・『動画を撮るときは俯瞰して撮影すれば、より全体的に撮りやすくなる』

まとめ

物事を見るとき、どのように目を向ければどう見えるかがよく分かります。

どういった状況のとき、どちらの言葉を使えばいいかうまく使い分けてみるといいでしょう。

違い
違い比較辞典