この記事では、口紅の「シアー」と「マット」の違いを分かりやすく説明します。
シアーとは?
口紅のシアーとは、透き通るような透明感のある仕上がりになるものをいいます。
英語の「sheer」をそのまま日本語読みした言葉で、「sheer」は「透き通った」とか「透明感のある」といった意味を持っています。
ファッションの用語としても使われている言葉です。
口紅の場合、シアーは透き通るような質感でほんのりとした発色をします。
ツヤもあって、自然な柔らかい印象のメイクになります。
そのためナチュラルメイクに使われることが多いタイプです。
マットとは?
口紅のマットとは、光沢のない質感のことをいいます。
ツヤが抑えられた仕上がりになり、色がはっきりしているのが特徴です。
モードな印象になるので、大人っぽく仕上げたい時に向いています。
また、きちんとしたメイクになるので、フォーマルな場にも最適です。
マットにも幾つか種類があり、セミマットやクリーミーマット、パウダリーマットなどがあります。
定番なのはクリーミーマットで、発色も伸びも良い質感です。
セミマットはほんの少しツヤが残る質感となっており、パウダリーマットはパウダーを重ねたようなふんわりとした質感になります。
シアーとマットの違い
シアーもマットも口紅の質感を表しています。
シアーは透明感がある質感のことをいいます。
それに対してマットは、光沢のない質感を表しています。
発色が良いのはマットで、シアーはほんのりとした柔らかい発色になります。
また、シアーにはツヤがありますが、マットはツヤが抑えられています。
ナチュラルメイクに使われることが多いのはシアーで、マットははっきりしたメイクに使われることが多いです。
まとめ
シアーとマットは、口紅の質感に違いがあります。
透明感があってほのかな発色をするのがシアーで、マットは発色が良くツヤが抑えられた仕上がりになります。