「満場一致」と「異口同音」の違いとは?分かりやすく解釈

「満場一致」と「異口同音」の違いとは?違い

この記事では、「満場一致」「異口同音」の違いを分かりやすく説明していきます。

「満場一致」とは?

「満場一致」「まんじょういっち」と読みます。

意味は「その場にいる全ての人の意見がぴったり同じであること」です。

ある事柄を判断したり、決定したりする時に、その場にいる人が見な同じ意見で、文句なくその様に決まることを表します。


「満場一致」の言葉の解説

「満場一致」「その場を満たす人が一つに至ること」という意味の四字熟語です。

特に由来や出典などはなく、漢字の意味から使われています。

「満場」「その場にいる人全て」という意味、「一致」「食い違いなく同じであること」という意味、「満場一致」「その場にいる人全が食い違いなく同じ意見であること」になります。

基本的に、裁決を取る時に使われる語です。


「異口同音」とは?

「異口同音」「いくどうおん」と読みます。

意味は「多くの人が口をそろえて同じことを言うこと」「多くのの意見が一致すること」です。

大勢の人たちが同じ意見を持ち、それぞれが主張することを表します。

「異口同音」の言葉の解説

「異口同音」「違う人の口から同じ言葉が発せられること」という意味の四字熟語です。

仏教由来の言葉で、「お釈迦様の説法に感動した人々が、口々にほめたたえる様子」「信者たちが集まり、口々に念仏を唱える様子」を表す言葉として使われていました。

転じて、「大勢の人たちから同じ意見が出ること」という意味で使われる様になったのです。

特に採決を取る・取らないは関係ありません。

「満場一致」と「異口同音」の違い

「満場一致」「その場にいる人全が食い違いなく同じ意見であること」です。

「異口同音」「大勢の人たちから同じ意見が出ること」です。

まとめ

今回は「満場一致」「異口同音」について紹介しました。

それぞれの違いを理解して、正しく使える様にしておきましょう。

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