「暁」と「東雲」の違いとは?分かりやすく解釈

「暁」と「東雲」の違いとは?違い

この記事では、「暁」「東雲」の違いを分かりやすく説明していきます。

「暁」とは?

「暁」とは深夜未明を過ぎた後で太陽が登る前の空がやや明るくなり始めるころです。

真っ暗な夜から少しずつ明るくなって夜が明けていく時間帯が明け方ですが、「暁」と呼ばれるのは明け方の中でも最初の部分であり真っ暗な空が少しずつ明るくなり始めてくる時間帯になります。

とは言え視界が良くなるほど明るいわけではなく、ほんのりと明るくなり始めたころの時間帯です。

明確に明るくなってくる頃には他の呼び方がされます。


「東雲」とは?

「東雲」とは夜明けで空が明るくなってきて日が昇る東側だけが白く明るい時間帯です。

日の出の際には太陽が出てくる東側から少しずつ明るくなっていきますが、ぼんやりとした明るさではなく明確な明るさになり始めるころに東側の空が真っ白になるタイミングがあります。

この状態を東が分厚い雲で覆われているようだという表現として生まれたのが「東雲」です。

次第に明るくなっていきますがまだ空に夜の色をした部分は多く太陽も姿を見せてはいません。


「暁」と「東雲」の違い

「暁」「東雲」の違いを、分かりやすく解説します。

真っ暗な夜がほのかに明るくなってくる夜明けの初期段階が「暁」で、もう少し明るくなってきて東側の空が真っ白に見える段階が「東雲」です。

「暁」は全体的に見ればまだ空は暗く夜に近いですが、「東雲」は夜の暗さも多少は薄れてきて東側は明確に明るくなっているので朝らしくなってきます。

まとめ

「暁」は真っ暗な夜の暗さが少しずつ薄れていき始める頃であり、「東雲」は暗さの薄れが進み東側が真っ白になるころです。

「暁」の時間帯に入ったかどうかはやや判断が難しいですが「東雲」はその名前の通り東側が曇り空のように真っ白になっている状態やそうなる時間帯なので、「東雲」に入ったことは文字通り目に見えてわかりやすいでしょう。

違い
違い比較辞典