この記事では、「刻苦勉励」と「粉骨砕身」の違いを分かりやすく説明していきます。
「刻苦勉励」とは?
刻苦勉励は、こっくべんれいと読むべき言葉です。
文字で記されたこの言葉を目にすれば一目瞭然な事でしょうが、とても苦労するといった意味を持っている刻苦の文字に、一心に努力するという意味を所有する勉励の文字を付け加える事によって誕生した言葉となっています。
以上の事から刻苦勉励は、心身を苦しめる程に仕事や勉学に励む事を示すのです。
「刻苦勉励」の言葉の使い方
刻苦勉励は、とても苦労して勉強や仕事に励むという意味で用いられる言葉となっています。
つまりは心身を追い込む程に頑張って、仕事や勉学に励むという意味でこの言葉は使用されているのです。
「粉骨砕身」とは?
粉骨砕身は、ふんこつさいしんと読むのが正解な言葉となっています。
漢字で書かれたこの言葉を見れば理解可能な事ですが、力の限り努力を行うという意味の粉骨の漢字に、身を砕く位に苦労するという意味の砕身の漢字を付け足す事で成立した言葉です。
そのため粉骨砕身は、全力で努力するとか、骨身を惜しむ事なく懸命に働く事を表します。
「粉骨砕身」の言葉の使い方
粉骨砕身は、骨身を惜しまずに必死に働くや努力するという意味の言葉として使われているのです。
身を砕く位に力を惜しむ事なく必死に頑張るという意味の言葉として、この粉骨砕身は使用されています。
「刻苦勉励」と「粉骨砕身」の違い
刻苦勉励と粉骨砕身の漢字表記を見比べれば、使用されている漢字も読み方も全然違う言葉同士であると気付けるものです。
所がどちらも、苦しい思いをする程に全力で努力するという似た様な意味を持っている点がややこしかったりします。
とはいえ刻苦勉励は、心身を苦しめる程に仕事や勉強に励む事を示すのです。
一方の粉骨砕身は、骨身を惜しまず力の限り働いたり努力する事を表します。
なので粉骨砕身の方は、仕事や勉強以外にも幅広く使用可能です。
まとめ
2つの言葉は、共通する漢字はないものの、全力で頑張るという意味合いを持っています。
ですが刻苦勉励は、心身を追い込む程に勉強や仕事に励むという意味です。
対する粉骨砕身は、骨身を惜しまずに努力したり懸命に働く、という意味であり、様々な物事に適応可能だったりします。
