この記事では、「バッタ」と「キリギリス」の違いを分かりやすく説明していきます。
「バッタ」とは?
「バッタ」とは、バッタ目やバッタ亜目に分類される昆虫の総称を言います。
「バッタ」の漢字表記では、「飛蝗」、「蝗虫」があります。
また、別名では「??(はたはた)」などがあります。
「バッタ」は緑色と褐色の体色をしています。
後脚が発達していて、跳躍力が高いのが特徴です。
大きさは種類によって差があり、2㎝程度のものから7㎝を超えるものもあります。
「キリギリス」とは?
「キリギリス」とは、バッタ目キリギリス科キリギリス属に分類される昆虫の総称を表しています。
また、「ヒガシキリギリス」と「ニシキリギリス」の総称で用いられる場合もあります。
「ヒガシキリギリス」よりも「ニシキリギリス」の方が大きい傾向があります。
さらに、「ヒガシキリギリス」は黒斑が多いですが、「ニシキリギリス」はほとんどありません。
他にも、「キリギリス」はコオロギ類の古称としての意味もあります。
「バッタ」と「キリギリス」の違い
「バッタ」と「キリギリス」の違いを、分かりやすく解説します。
「バッタ」とは、バッタ目、バッタ亜目に分類される昆虫の総称を表しています。
「キリギリス」は、バッタ目キリギリス科キリギリス属に分類される昆虫の総称を言います。
「バッタ」はバッタ目、バッタ亜目に分類される昆虫の総称を意味しているのに対し、「キリギリス」はバッタ目キリギリス科キリギリス属に分類される昆虫の総称を指しているので、この点が異なっています。
「バッタ」と「キリギリス」の違いで、もっとも分かりやすいのは触角の長さかもしれません。
「バッタ」の触角は短いですが、「キリギリス」のそれは体よりも長いので、それで見分けることができます。
まとめ
「バッタ」と「キリギリス」は名前が良く知られた昆虫ですが、普段見る機会がないと、なかなかその違いは分かりにくいものです。
もし、見かける機会があったら、その特徴を観察してみるのも良いでしょう。
新たな違いや発見に気付き、さらなる興味が湧いてくるかもしれません。