この記事では、「グリーンカレー」と「マッサマンカレー」の違いについて紹介します。
グリーンカレーとは?
グリーンカレーとはタイカレーの一種で、青唐辛子を使っていて緑色をしています。
厳密にはカレーではなく、ゲーンと呼ばれる汁物を意味するタイ料理です。
生のハーブなどを使うのが特徴で、香辛料やハーブをすり潰してペースト状にしたものを炒めて作ります。
ココナッツミルクやナンプラーなどを加え、野菜や魚介類、肉などを煮込んだ料理になります。
プリック・キー・ヌーと呼ばれる青唐辛子を使うため、緑色のスープになるのです。
青唐辛子は未成熟なので辛味は少し抑えられていますが、それでも辛味はあります。
日本でもタイ料理店で提供されたり、レトルト食品が販売されているのでよく知られるようになりました。
マッサマンカレーとは?
マッサマンカレーもタイカレーの一種で、鶏肉や豚肉、牛肉などをスパイスや野菜、ココナッツミルクなどの食材と一緒に煮込んだ料理です。
タマリンドという果実のソースが加えられています。
タマリンドは日本ではあまり知られていませんが、タイではよく食べられている甘酸っぱいフルーツです。
マッサマンカレーのマッサマンは「イスラム」という意味で、イスラム教徒の食べ物でした。
タイ全土で食べられていたわけではなく、タイの一部の地域で食べられていた料理です。
イスラムの食の規律であるハラールに則って調理されていました。
グリーンカレーとマッサマンカレーの違い
グリーンカレーもマッサマンカレーもタイカレーの一種です。
グリーンカレーは青唐辛子使っていて緑色をしていますが、マッサマンカレーは、通常のカレーを赤っぽくした色をしています。
マッサマンカレーは辛味に加えて、甘味や酸味も感じられるカレーです。
まとめ
グリーンカレーは青唐辛子を使っているタイカレーで、マッサマンカレーは甘味と辛味、酸味を同時に味わえるタイカレーです。
