「指図書」と「指示書」の違いとは?分かりやすく解釈

「指図書」と「指示書」の違いとは?違い

この記事では、「指図書」「指示書」の違いを分かりやすく説明していきます。

「指図書(さしずしょ)」とは?

「指図書」とは、「指示や命令の内容を記した書類」を意味する言葉です。

「指図」には以下の意味が含まれています。

「物事のやり方などを命令、指示し人を動かすこと」「指示」「命令」
「家の図面や設計図、見取り図」「地図」
「見積もり」「推定」
・法律用語において、「証券上の記載によって、特定の人を権利者として指定すること」など。


「指図書」の使い方

「指図書」は名詞として使われています。


「指示書(しじしょ)」とは?

「指示書」とは、「社内の従業員や社外の関係者に周知徹底すべき業務指示内容を記した書類」を意味する言葉です。

「指示」には以下の意味が含まれています。

「物事に対し、それと指し示すこと」
「命令すること」「指図すること」
「指示書」には「業務指示書」「製造指示書」「残業指示書」など内容によって違いがあります。

また、「訪問看護指示書」「訪問リハビリ指示書」など仕事の分野ごとにも違いがあるようです。

より強制力が強いものは「通達文」とも呼ばれます。

「指示書」の使い方

「指示書」は名詞として使われています。

「指図書」と「指示書」の違い

「指図書」「指示書」はどちらも主に「指示や命令の内容を記した書類」という意味を表す言葉です。

したがって、2語は類義語の関係に当たると言えます。

「指図書」の例文

・『指図書に従って、製品の製造に取りかかる』

「指示書」の例文

・『上層部から現場管理者への指示書が届いた』

まとめ

「指図書」「指示や命令の内容を記した書類」を意味する言葉です。

そして、「指示書」とは、「社内の従業員や社外の関係者に周知徹底すべき業務指示内容を記した書類」を意味する言葉でした。

同じような意味を表すことから、2語は類義語の関係に当たると解釈できます。

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