「一喜一憂」と「悲喜交交」の違いとは?分かりやすく解釈

「一喜一憂」と「悲喜交交」の違いとは?違い

この記事では、「一喜一憂」「悲喜交交」の違いを分かりやすく説明していきます。

「一喜一憂」とは?

ちょっとした事柄で喜んだり不安になったり、状況に振り回されることという意味です。

「喜」には、よろこぶ、うれしがる、「憂」には、うれえる、心配する、つらいという意味があります。

野球の試合のことで説明をします。

AチームとBチームが試合を行っています。

Aチームは前半で多くの点を獲得しました。

このことにAチームの選手たちとファンは喜びました。

しかし、後半になるとBチームに点をとられることが多くなりました。

このことに、Aチームの選手とファンたちは落ち込んでしまいました。

試合の展開によって、喜んだり落ち込んだりして、状況に感情が振り回されています。

このようなさまを意味する言葉です。


「悲喜交交」とは?

喜びと悲しみを交互に感じること、という意味です。

「交交」「こもごも」と読み、入り混じること、かわるがわるにという意味があります。

「こもごも」という読み方は音訓表にはのっておらず、ひらがなで書かれることもあります。

妊娠のことで説明をします。

妊娠をしたと知って喜びました。

胎児は順調に成長をしているようで、このことにも喜びを感じています。

しかし、あるとき生まれてくる子は障害を持っている可能性があることがわかりました。

この事実に悲しみを覚えました。

この人は、妊娠中に喜びや悲しみを交互に感じています。

こういった、喜びと悲しみを代わる代わるに味わうさまをいいます。


「一喜一憂」と「悲喜交交」の違い

「一喜一憂」「悲喜交交」の違いを、分かりやすく解説します。

前者は、状況によって喜んだり不安になったりすることをいいます。

まわりの様子に感情が振り回されているさまです。

後者の場合は、喜びと悲しみを交互に味わうさまです。

「交互に」「入り混じる」という意味合いがあります。

まとめ

どちらも感情に関係する言葉ですが、意味は異なります。

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