フランスと日本の文化の違い?この記事では、「ガトーフレーズ」と「ショートケーキ」の違いを分かりやすく説明していきます。
「ガトーフレーズ」とは?
ガトーとはフランス語で、焼き菓子の総称と言っていいでしょう。
フレーズは苺を意味するためガトーフレーズは苺のケーキを指します。
ガトー+◯◯でその種類を指し、ガトーショコラは古くから日本でも使われてきました。
ガトーインビジブルは10年ほど前に日本でも流行した比較的新しい焼き菓子になります。
「ショートケーキ」とは?
ショートケーキは有名な和製英語でご存知の方も多いと思われます。
語源は定かではなくケーキに使用されるショートニングからだと言われます。
日本の一般的なショートケーキの定義はスポンジベースの層を作り、間に生クリームやバタークリームと苺のスライスを挟んだものだと言っていいでしょう。
「ガトーフレーズ」と「ショートケーキ」の違い
「ガトーフレーズ」と「ショートケーキ」の違いを、分かりやすく解説します。
ガトーフレーズは苺を使った焼き菓子の総称になります。
但し苺のタルトケーキである場合はタルト・オ・フレーズ、いちごパイならばバルケット・オ・フレーズ、いちごミルフィーユならミルフィーユ・オ・フレーズ(別称ナポレオン・パイ)などと呼ばれるために、比較的日本のショートケーキに外見が近いものがガトーフレーズと呼ばれることが多いでしょう。
それも特徴があり、マジパンが外装に使われているのが多く見られます。
日本のショートケーキは基本的な定義はスポンジ+ホイップ(生クリームor バター)+イチゴを重ねたレイヤーケーキ。
不二家が大正11年にショートケーキとして売り出した記録はありますが、日本式ショートケーキの考案者については諸説があり、不明になっています。
一般的に広まったのは戦後でホイップクリームに生クリームが使われたものが浸透したのは70年代以降とまだ歴史の浅いのも事実でしょう。
まとめ
ガトーフレーズはフランス語で苺の焼き菓子を指します。
ただしタルトやパイ・ミルフィーユ生地を使ったものなどはそれぞれの呼び方があるため、実際にガトーフレーズと呼ぶものは外見的にはレイヤーケーキ・日本のいちごショートケーキに近いものを指すと言っていいでしょう。
日本のショートケーキの定義はスポンジ+ホイップ+いちごが基本となります。
また海外ではショートケーキという言葉は使われておらず、和製英語になります。