「暗記」と「理解」の違いとは?徹底的に解釈

「暗記」と「理解」の違いとは?違い

この記事では、「暗記」「理解」の違いを分かりやすく説明していきます。

「暗記」とは?

「暗記」「あんき」と読みます。

意味は、「文字や数字などを、書いていあるものを見ずにすらすら言える様にすっかり覚えること」です。

文章や単語、年号、記号、公式などを、何も見ずにすぐに言える様にしっかりと記憶することを表します。


「暗記」の言葉の使い方

「暗記」は名詞として「暗記する・した」「丸暗記」「暗記力」などと使われます。

「暗」「くらい」「闇」から転じて「隠れていて見えない」「そらでおぼえる」という意味、「記」「事柄を書き留める」「頭にとどめて忘れない」という意味、「暗記」「そらで覚え留めて忘れないこと」になります。


「理解」とは?

「理解」「りかい」と読み、意味は以下の通りです。

1つ目は「ものごとの道理や筋道が正しくつかめること」という意味です。

2つ目は「他人の事情や気持ちを察すること」という意味です。

3つ目は「ものごとに納得すること」という意味です。

「理解」の言葉の使い方

「理解」は名詞として「理解する・した」「理解を超える」「理解度」などと使われます。

「理」「玉石を磨いたときに現れる筋のある模様」から転じて「きちんと筋道を立てる」という意味、「解」「一つにまとまったものをばらばらにする」「もつれたことをほぐす」から転じて「ものごとの筋道・意味がはっきりとらえられる」という意味、「理解」「きちんと筋道を立てて、はっきりと意味をとらえること」になります。

「暗記」と「理解」の違い

「暗記」「そらで覚え留めて忘れないこと」です。

「理解」「きちんと筋道を立てて、はっきりと意味をとらえること」です。

「暗記」の例文

「暗記」の例文は以下の通りです。

・『歴史の年号を暗記する』
・『数学の公式を暗記する』
・『英語のスピーチを丸暗記する』

「理解」の例文

「理解」の例文は以下の通りです。

・『彼の言うことは理解に苦しむ』
・『外国との文化の違いを理解する』
・『妻は私の唯一の理解者だ』

まとめ

今回は「暗記」「理解」について紹介しました。

それぞれの違いを理解して、正しく使える様にしておきましょう。

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