冷たくて美味しいフラッペとフラペチーノ、一体何処に違いがあるのでしょうか。
この記事では、「フラッペ」と「フラペチーノ」の違いを分かりやすく説明していきます。
「フラッペ」とは?
フラッペとはフランス語のFrappeからきた言葉で既に日本では1970年代にはハンバーガーチェーン等で提供されていました。
本来の意味はかき氷にリキュールをかけたものを指しますが、日本ではシロップをかけたかき氷の西洋風の別称として定着しています。
「フラペチーノ」とは?
日本ではまだ定着して30年に満たない言葉だと言っていいでしょう。
1996年のスターバックスの日本再進出以降に定着した言葉だと言って概ね間違いないはずです。
前述したフラッペとカプチーノを合わせた造語です。
「フラッペ」と「フラペチーノ」の違い
「フラッペ」と「フラペチーノ」の違いを、分かりやすく解説します。
前述した通りフラッペはかき氷の西洋風の呼称、フラペチーノはスターバックスが登録商標を持つ商品名です。
また単純に削り氷にシロップをかけたのがフラッペなのに対し、コーヒーに氷、ミルク、クリームをミキシングしたものがフラペチーノという違いがありました。
但し現在ではこの認識は崩れ、ドリンクの中身としてはほぼ境界線がありません。
「フラッペ」の豆知識
・『フラッペとアイシーどこが違う?』
フラッペと似た食べ物としてはアイシーが挙げられます。
日本では見かける機会が少なくなりましたが、アメリカやオーストラリアのコンビニ店内には自販機があり、自分で注げる人気の高い商品です。
アイシーは微細氷に近くシャーベット状でより滑らかな飲み物なのが大きな違いでしょう。
・『かき氷とフラッペの違いとは?』
日本では70年代からのハンバーガーチェーンの全国展開に伴い、かき氷をフラッペと西洋風に呼称し提供したことで認知度が上がったと言っていいでしょう。
厳密な違いはないというのが本当のところです。
「フラペチーノ」の豆知識
・『実はスターバックスでしか飲めないフラペチーノ』
実はフラペチーノはスターバックスでしか飲めません。
これはこの言葉自体が登録商標となっているからです。
・『日米両国で歴史の浅いフラペチーノ』
フラペチーノの歴史は浅く日本では1996年のスターバックスの進出、全国展開とともに拡がっていきました。
米国では94年にスターバックスがザ・コーヒー・コネクションを買収した際に使用権、製造権、販売権を取得。
95年から販売開始され全米に拡がっていくこととなりました。
まとめ
フラッペはかき氷の西洋風の呼称、フラペチーノはフラッペとカプチーノを合わせたアイスドリンクです。
カプチーノが語源になっているように当初はコーヒーと氷、クリームをミキシングしたもので、削った氷にシロップをかけただけのフラッペとは明らかな違いが見られました。
しかし日本においては近年コンビニで通年販売されているフラッペのように中身の違いはほぼ無くなっています。