プロ野球の「練習試合」と「オープン戦」の違いとは?徹底的に解釈

「練習試合」と「オープン戦」の違いとは?違い

プロ野球チームが行う試合には「練習試合」「オープン戦」と呼ばれる公式戦以外の試合があります。

2つの試合にはどのような違いがあるのでしょうか。

今回は、「練習試合」「オープン戦」の違いを解説します。

「練習試合」とは?

プロ野球の「練習試合」とは、「球団同士の話し合いによって開かれる練習目的の試合」を指す言葉です。


「練習試合」の使い方

プロ野球選手の練習では筋トレや素振りといった基礎トレーニングだけでなく実戦形式の練習が必要です。

実戦練習のため球団同士の話し合いによって開催される非公式の試合が「練習試合」です。

他チームを相手にするだけでなく同じチーム同士で二手に分かれて「練習試合」が行われることもあります。


「オープン戦」とは?

プロ野球の「オープン戦」とは、「シーズン開幕前に開催される非公式試合」を指す言葉です。

「オープン戦」の使い方

シーズン開幕前の2月中旬から3月にかけて調整や様子見のために行われる非公式の試合を指します。

ペナントレースと呼ばれる公式戦ではありませんが主催者はNPB(日本プロ野球機構)で12球団が参加します。

延長がなかったり育成選手が出場出来たりなど公式戦と若干ルールは異なり、勝敗よりも選手の状態を見たり実力を確かめたりするのを優先するシーズン前の貴重な実戦経験の場です。

「練習試合」と「オープン戦」の違い

「練習試合」「オープン戦」の違いは「主催者」です。

「練習試合」はチーム同士の話し合いで開催されますが、「オープン戦」はNPBという主催者が存在します。

「練習試合」は練習のために試合することそのものが目的であり興行ではないので無料で見学できますが「オープン戦」はNPB主催の興行なので入場料が必要です。

「練習試合」は大学や社会人などプロ野球以外のチームとも対戦しますが「オープン戦」はプロ野球の12球団のみで行われます。

「練習試合」の例文

・『練習試合で経験を積む』
・『2軍同士で練習試合が行われた』

「オープン戦」の例文

・『オープン戦では絶好調だった』
・『オープン戦でコンディションを確認する』

まとめ

「練習試合」「オープン戦」はどちらも非公式の試合ですが全くの別物です。

どんな性質の試合なのかを正しく理解し区別してください。

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