この記事では、「真水」と「ミネラルウォーター」の違いを分かりやすく説明していきます。
「真水」とは?
「真水」とは塩や土などが混ざっていない水を指す言葉です。
一般的に飲用できる水も「真水」と呼ばれ、たとえば水道水は消毒のために塩素などを入れて溶かしていますが、塩などの成分は含有させていないので「真水」として扱われます。
また川の水のような淡水も「真水」と同一のものとして扱われることもあり、「真水」と呼ばれる基準は塩分を始めとしたミネラル含有量が高すぎも低過ぎもしないことと言えるでしょう。
「ミネラルウォーター」とは?
「ミネラルウォーター」とはミネラルを多く含む飲用水です。
自然に湧き出ている天然水は地表に出るまでに土中のミネラルを溶かしているので「ミネラルウォーター」として採取されています。
ただし「ミネラルウォーター」のすべてが天然水というわけでもなく、普通の水に後付でミネラルを添加しているものも少なくありません。
天然水とミネラルを添加した水とでは製品として使える名称に違いがありますが、どちらもミネラルを多く含む天然水という点では変わらないので、分類はどちらも同じく「ミネラルウォーター」です。
「真水」と「ミネラルウォーター」の違い
「真水」と「ミネラルウォーター」の違いを、分かりやすく解説します。
飲用できる水や塩などが溶けていない水が「真水」で、ミネラルを多く含む水が「ミネラルウォーター」です。
「ミネラルウォーター」も飲用できる水という意味では「真水」の一種になります。
ただし特別なにかが溶けているわけではない水という意味での「真水」としては、ミネラルが多く溶けている「ミネラルウォーター」は含まれません。
まとめ
特別に何かを溶け込ませていない水が「真水」で、ミネラルが多く溶け込んでいるみずが「ミネラルウォーター」と言えます。
「真水」の定義次第では「ミネラルウォーター」も「真水」に含まれますが、基本的には一般的で何も溶けていない水が「真水」で、ミネラル豊富なものが「ミネラルウォーター」と考えればいいでしょう。