「根気強さ」と「粘り強さ」の違いとは?徹底的に解釈

「根気強さ」と「粘り強さ」の違いとは?違い

この記事では、「根気強さ」【こんきづよさ】と「粘り強さ」【ねばりづよさ】の意味や違いを分かりやすく説明していきます。

「根気強さ」とは?意味

すぐに中途半端な状態でその行為から逃げ出さず、最後までやり遂げられることを「根気強さ」【こんきづよさ】といいます。

例えば、仕事に取り掛かっているとき、途中で疲れたからといって投げ出すのではなく、与えられたことはまっとうするといった意味があるのです。

また、人間関係においても、性格が合わない相手と長時間いたとしても根をあげず、行動できます。


「粘り強さ」とは?意味

粘りがあるように、何事に対しても諦めない気持ちを持って行動する人の性分を「粘り強さ」【ねばりづよさ】といいます。

この粘りには諦めない気持ちが強く込められている言葉であり、それだけ一つのことに強く執着して、成し遂げるといった行為を指すのです。

また、強い粘着力があるテープのように、無茶な行動を見せる者に貼り付いては一緒に仕事して結果を出します。


「根気強さ」と「粘り強さ」の違い

「根気強さ」「粘り強さ」の違いを、分かりやすく解説します。

投げ出さず、努力して最後まで貫き通せる根性がある者の性分を「根気強さがある人」といいます。

人付き合いでも、仕事においても中途半端にはせず、真剣に最後まで取りかかれる人を指すわけです。

もう一方の「粘り強さ」は、かなり執着して物事に粘る行動したり、考えを持って気難しい相手と付き合える人を指します。

例えば、いくら口説いても振り向いてくれない人にも執着して、付き合えるよう頑張る人の行為はまさに粘り強く感じさせるでしょう。

「根気強さ」の例文

・『酒乱の旦那と20年も付き合う姉の根気強さに感心する』
・『我侭な上司の元で、根気強く仕事する部下が素晴らしい』

「粘り強さ」の例文

・『自分の粘り強さを長所として面接官に伝えると採用された』
・『難題でも絶対に回答しようと頑張る学生の粘り強さに脱帽した』

まとめ

いかに人よりも最後まで頑張り、前向きな動きができる人か表す言葉ですが、意味に違いがありますので、相手によってうまく使い分けてみるといいでしょう。

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