この記事では、「旅客船」【りょきゃくせん】と「フェリー」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。
「旅客船」とは?意味
観光地に旅人を乗せてまわる船を「旅客船」【りょきゃくせん】といいます。
例えば、横浜の中華街を楽しんで船に乗った後、太平洋を走行して福島に立ち寄ったり、宮城県の夕日を楽しみながら豪華なご馳走を食べるのです。
船の中には広いダンスフロアーがあり、お洒落して男女ペアになって踊ったり、温水プールに入りながら時間によって変わる海の光景を眺めたり、定期的に開かれるトークショーや演奏会を見るなどして有意義な時間を過ごせます。
「フェリー」とは?意味
自動車と人を目的地にまで届けるのが「フェリー」といいます。
大型船には船の下の部分に多くの車を乗せて、動かないよう金具でしっかり固定するわけです。
船の上層部には会社へ行ったり、離島に用事がある人を乗せて、椅子に座らせたり、横たわらせて安全に運びます。
最初から多くの車両をのせられるように考えて作られた船であるため、車に乗って島に渡りたい人の要望がかなえられるのも「フェリー」の利点です。
目的地へ到着すれば自分の乗り慣れた車にすぐ乗って移動できますし、引越しするときは一緒に海を渡れます。
「旅客船」と「フェリー」の違い
「旅客船」と「フェリー」の違いを、分かりやすく解説します。
観光地を楽しみながら日本や世界をまわるのが「旅客船」といい、船内で食事したり、泳ぐ、踊るなどして有意義に時間を過ごせるのが魅力です。
船の中ではそれぞれ好きなように過ごせるのも楽しいところであり、泊まりながら自然が見せる光景を堪能できます。
もう一方の「フェリー」は車と人をのせて、目的地まで送り届けることを前提に走行する船を指す言葉です。
海を眺めながら椅子に座ったり、横になれる広い部屋もあるなど、ゆっくり寛ぎながら利用できます。
まとめ
どちらも海の上を走行する船ですが、旅行を目的としているのか、それとも車や人を送るための乗り物かという違いがあると覚えておくといいでしょう。