この記事では、「弱み」と「課題」の違いを分かりやすく説明していきます。
「弱み」とは?
「弱み」はよわみ」と読み、意味は以下の通りです。
1つ目は「力や度合いが低いこと」という意味です。
2つ目は「自分が苦手だと思っている点」という意味です。
3つ目は「他人に知られたくないと思っている私的な事柄」という意味です。
4つ目は「他人に対して申し訳ない、後ろめたいと思っている事柄」という意味です。
「弱み」の言葉の使い方
「弱み」は名詞として「弱みがある・ない」「弱みを見せる」「弱みを握られる」などと使われます。
「弱」という漢字は「2本の飾りの付いた弓」を表しています。
装飾用の弓であり、強度が低いことから「よわい」として使われる様になりました。
ここから転じて「苦手なこと」「知られたくないこと」「後ろめたいこと」として使われています。
「課題」とは?
「課題」は「かだい」と読み、意味は以下の通りです。
1つ目は「与えられる、取り上げるべき事柄」という意味です。
2つ目は「解決しなければならない事柄」という意味です。
「課題」の言葉の使い方
「課題」は名詞として「課題がある・ない」「課題を残す」などと使われます。
「課」は「仕事・勉強・税などを義務として割り当てる」という意味、「題」は「内容を表す見出し」「解答を求める問い」という意味、「課題」として「義務として割り当てられた解決するべき事柄」になります。
「弱み」と「課題」の違い
「弱み」は「力や度合いが低い」から転じて「苦手なこと」「知られたくないこと」「後ろめたいこと」です。
「課題」は「義務として割り当てられた解決するべき事柄」です。
「弱み」の例文
「弱み」の例文は以下の通りです。
・『ライバルの弱みを握る』
・『相手の弱みにつけ込んで脅す』
・『自分の弱みは慎重過ぎる点です』
「課題」の例文
「課題」の例文は以下の通りです。
・『課題図書を読んで感想文を書く』
・『ミスを減らすことを今後の課題とする』
・『ガイドラインの見直しが課題として残される』
まとめ
今回は「弱み」と「課題」について紹介しました。
それぞれの違いを理解して、正しく使える様にしておきましょう。