この記事では、「将棋」と「囲碁」の違いについて紹介します。
将棋とは?
将棋とはボードゲームの一種で、2人で対戦します。
8種類20枚ずつの駒を決まった位置に並べ、1回ずつ駒を交互に動かしてゲームを進めます。
将棋の駒には王将及び玉将、飛車、角行、金将、銀将、桂馬、香車、歩兵の8種類があります。
それぞれ動ける範囲が決まっており、王将及び玉将を詰ませた方が勝ちとなります。
詰ませるとは、動けなくすることを指します。
将棋盤のマスは9×9で81マスあります。
将棋のルーツは古代インドのチャトランガといわれるボードゲームで、チェスもチャトランガから生まれたと言われています。
将棋の特徴は持ち駒という考え方があることで、チェスを始めとする外国のボードゲームにはそういった観念はありません。
囲碁とは?
囲碁も2人で行うボードゲームの一種で、黒と白の碁石を盤上に置いていき自分の碁石で囲んだ領域の広さを競うゲームです。
お互いに陣地を囲い、囲った空き地が多い方が勝ちとなります。
相手の石を隙間なく囲むと、その石を取ることができます。
囲碁は中国で生まれたと考えられており、古くからアジアを中心に親しまれてきました。
日本でも平安時代には囲碁で遊んでいたようで、江戸時代には庶民にも普及しました。
将棋と囲碁の違い
将棋には8種類の駒がありますが、囲碁は黒と白の碁石を使います。
将棋は日本で生まれたゲームで、競技人口は日本だと囲碁よりも将棋の方が多いです。
ただし、中国や韓国などでは囲碁の方が盛んで、世界的にみると囲碁の競技人口の方が多いです。
将棋は駒を動かし、王将・玉将を詰ませることを目指します。
囲碁は自分の陣地を広げることを目指す陣取りゲームです。
まとめ
将棋には複数の駒があり、王将・玉将を詰ませることを目指すゲームです。
駒ごとに動ける範囲が決まっています。
囲碁は自分の陣地をできるだけ広げる陣取りゲームで、黒と白の碁石を使います。