「実母」と「義母」の違いとは?分かりやすく解釈

「実母」と「義母」の違いとは?違い

この記事では、「実母」「義母」の違いを分かりやすく説明していきます。

「実母」とは?

「実母」とは自分を産んだ母親です。

自分を育てたかどうかや相手をどう認識しどう思っているかは関係なく、自分を産んだ女性だけが「実母」になります。

当然一人の人間が複数の女性から生まれることはないので「実母」は一人に対して一人しか存在しません。

法律や人間関係的な意味での母親というよりももっと直接的な、自分を生んだという生物学的な意味での母親を指す言葉と言えるでしょう。


「義母」とは?

「義母」とは自分を産んだわけではないけれど母親と呼ぶべき間柄の女性です。

配偶者の「実母」であったり自分を養子に引き取ってくれた女性、あるいは父親の再婚相手などが「義母」の代表例と言えるでしょう。

血の繋がりのない母親と言われますが、たとえば従兄弟同士で結婚した場合配偶者の母親とも血の繋がりがあるので、血の繋がりがないという場合には直接的なと付け加えておく必要があります。

母親と呼ぶべき間柄の女性を指す言葉なので生物学的な意味での言葉ではなく、人間関係で見た場合の母親を指す言葉と言えるでしょう。


「実母」と「義母」の違い

「実母」「義母」の違いを、分かりやすく解説します。

自分を産んだ母親が「実母」で、自分を産んでいないけれど母親と言える間柄の女性が「義母」です。

「実母」は自分を産んだという生物学的な一点のみで母親として扱われ、「義母」は育ての親でも配偶者の親でも人間関係という一点のみで母親として扱われます。

「実母」は一人だけですが「義母」は人によって生涯0人の人もいれば複数「義母」ができる人もいるでしょう。

まとめ

一言で言えば自分を産んだ母親が「実母」で産んでいない母親が「義母」と言えます。

どういった繋がりによって母と認められる相手なのかという点に見方からして違いがありますが、「実母」「義母」の決定的な一番の違いはやはり自分を産んだかどうかでしょう。

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