「花屋」と「園芸店」はどちらも植物を取り扱う専門店です。
2つのお店はどのような違いで区別されているのでしょうか。
今回は、「花屋」と「園芸店」の違いを解説します。
「花屋」とは?
「花屋」とは、「切り花を中心にさまざまな花を販売する店」を指す言葉です。
「花屋」の使い方
切り花を中心に鉢植えの花やアレンジメントフラワーなどさまざまな花を販売するお店を指します。
花の仕入れや品質管理など直接的に花に携わる作業から注文や配達などの実務、接客や店舗の清掃など仕事内容は多岐に渡ります。
植物の中でも花を中心に取り扱うのが特徴で花が咲かない植物を取り扱うことは基本的にありません。
販売する花は記念品やプレゼントとして使われることが多く、花束やアレンジメントなど複数の花を組み合わせて作品を作るセンスも必要な仕事です。
「園芸店」とは?
「園芸店」とは、「育てるための植物を取り扱う店」を指す言葉です。
「園芸店」の使い方
趣味や楽しみのために植物を育てることを「園芸」といいます。
購入者か自分の手で管理し育てられるような植物を販売する店が「園芸店」です。
一般的には根のある植物を中心に販売する店を指すことが多く、鉢植えや庭に植えるポットのほか植物を世話するのに必要な肥料や道具類の販売も手がけます。
「花屋」と「園芸店」の違い
「花屋」と「園芸店」の違いは「植物の種類」です。
「花屋」は切り花を中心に花が咲く植物を取り扱うのに対し、「園芸店」は根のついた状態の植物を販売するという違いがあります。
飾るための花を販売するのが「花屋」、育てるための植物を販売するのが「園芸店」という違いで区別されます。
「花屋」の例文
・『花屋で花束を買った』
・『花屋からお祝いの花が届けられた』
「園芸店」の例文
・『園芸店でサボテンを購入する』
・『庭いじりについて園芸店に相談する』
まとめ
同じ植物の専門店でも「花屋」と「園芸店」では扱う商品が全く異なります。
どんな植物を販売しているのかを基準に区別してください。