この記事では、「父」と「実父」の違いを分かりやすく説明していきます。
「父」とは?
「父」とは両親のうち男親の方を指す言葉です。
基本的には血縁上の男親を指しますが絶対に血縁上の男親を指すわけではなく、自分を育ててくれた夫婦の男性側を指すこともありますし、自分の母親の再婚相手や自分の配偶者の男親を指すこともあります。
正確にはどのような関係の男性かを問わず子にあたる誰かの親という立場かつ男性であれば「父」です。
子と血縁関係があることも多いですが特に既婚者などに血縁関係のない「父」を持つ人も多いでしょう。
「実父」とは?
「実父」とは血縁の上で両親のうち男親の方を指す言葉です。
血の繋がりがなくても「父」という関係性にある男性はいますが、「実父」という場合血の繋がり的に「父」に当たる男性だけを指します。
そのため血縁上の男親は顔を見たことすらなく、生まれてからずっと自分を育て面倒を見てくれた男性がいても、その人にとっての「実父」は血縁上の男親の方だけです。
当人たちが誰が本当の「父」と思っているかは関係ありません。
「父」と「実父」の違い
「父」と「実父」の違いを、分かりやすく解説します。
なんらかの形で親という立場にいる男性を指す言葉が「父」で、血縁上で両親のうち男親を指す言葉が「実父」です。
「父」には育ててくれた男親や配偶者の男親のように血の繋がりのない男性も含みます。
しかし「実父」という場合血の繋がらない男親は含めず、自分と直接的な血の繋がりがある男親しか指しません。
まとめ
男親という関係の男性ならどういう見方での男親でも構わないのが「父」で、その中でも血縁上の男親だけに限定したものが「実父」です。
人生の中で「父」と呼べる関係になる男性は結婚や養子に入るなどの出来事によって何人かできる可能性もありますが、「実父」はどれだけ長く生きてどんな人生を送っていたとしても一人だけしか存在しません。
