この記事では、「地平線」と「水平線」の違いを分かりやすく説明していきます。
「地平線」とは?
目に見える範囲が開けている広野で、大地と天との境にほぼ水平に見える線という意味です。
この線は、視界の開けた広々としたところでないと見ることができません。
東京など人工物が立ち並ぶ場所では、見ることは難しいです。
また、樹木が生い茂っている場所も、大地と天との境がわかりにくいので、この線を見ることは難しいです。
日本でこの線が見られる場所は、日本海オロロンライン、北19号、斜里町南3号・東10線などです。
これらは北海道にあります。
北海道は土地が広く、開けた場所もあり、この言葉が意味する線を見られる場所が存在します。
「水平線」とは?
海面と空との境に見えるほぼ平らな線という意味です。
海に行くと見ることができます。
海の遠くの方を見ると、水面と空との境に見える部分があります。
この部分は、ほぼ平らに見えます。
その線のことを意味する言葉です。
何もない海ならば、この線を見ることができます。
海面と空の境に見える線のことで、湖と空の境に見える線、土地と空の境に見える線などのことではありません。
きれいな海が見えるといわれている場所には、御前崎、鵠沼海岸、鎌倉高校前駅の前などがあります。
「地平線」と「水平線」の違い
「地平線」と「水平線」の違いを、分かりやすく解説します。
ほぼ平らに見える線と意味は同じです。
違いはどこで見えるのかです。
前者は土地と空との境に見える線を意味します。
陸地で見えるものです。
後者は、海と空との境に見える線を意味します。
海の方を向いたときに見えるものです。
どちらの線も、周囲に山、構造物、樹木などがあると見ることができません。
開けた場所できれいに見ることができます。
まとめ
どちらも空との境に見えるほぼ平らな線を意味しています。
違いは、土地との境なのか、海との境なのか、どこで見ることができるのかです。