この記事では、「半身浴」と「全身浴」の違いを分かりやすく説明していきます。
「半身浴」とは?
半身浴は、はんしんよくと読むべき言葉です。
文字で記されたこの言葉を目にすれば一目瞭然な事でしょうが、からだのはんぶんといった意味の半身の文字に、湯をからだにかぶせるといった意味がある浴の文字を付け加える事により誕生した言葉となっています。
以上の事から半身浴は、みぞおち辺りまでの下半身で湯に浸かる事を示すのです。
「半身浴」の言葉の使い方
半身浴は、文字通りみぞおちまでの下半身という半身だけで湯に浸かるという入浴法を意味する言葉として用いられています。
基本的に湯船の半分にだけお湯を張り、下半身をそこに浸す事を意味する言葉として使用されているのです。
「全身浴」とは?
全身浴は、ぜんしんよくと読むのが正解な言葉となっています。
漢字で書かれたこの言葉を見れば理解出来る事となりますが、からだぜんたいという意味を持つ全身の漢字に、湯をからだに浸すという意味を有する浴の漢字を付け足す事で成立した言葉です。
だからこそ全身浴は、肩まで湯に浸かる事を表します。
「全身浴」の言葉の使い方
全身浴は、肩まで湯に浸かる入浴法という意味の言葉として使われているのです。
一般的な入浴法であり、湯船にたっぷりお湯を張り、肩までお湯に浸かって首から下という身体の大半を暖める行為に使用されています。
「半身浴」と「全身浴」の違い
半身浴と全身浴の漢字を見比べれば、最初の漢字が、半と全といった形で違いがある事に気付けるものです。
所がその後の2文字は共に、身浴と同じであり、どちらも湯に身体を浸かるという行為を表現する言葉となっています。
ただし半身浴は、みぞおち辺りまでの下半身という、半身で湯に浸かる事を示すのです。
一方の全身浴は、首から下の肩まで湯に浸かる事を表します。
まとめ
2つの言葉は、共通する漢字がある上に、どちらも入浴法に関連した言葉です。
ですが半身浴は、文字通り、みぞおち周辺までという下半身で湯に浸かる入浴法を意味します。
対する全身浴は、一般的な入浴法であり、たっぷりの湯で肩まで浸かるという入浴の仕方を表す言葉として使われているのです。