「水泳」と「競泳」には、どのような違いがあるのでしょうか。
この記事では、「水泳」と「競泳」の違いを分かりやすく説明していきます。
「水泳」とは?
「水泳」は漢字の通り水の中を泳ぐことを意味します。
水の中を泳ぐこと全般に用いられる言葉ですが、主に娯楽や健康目的といった泳ぎを指す言葉になります。
そのため、クロールやバタフライなどといった泳ぎ方でなくても大丈夫。
子供から大人まで誰でも、水の中で好きな泳ぎ方を行えば、それは、「水泳」になります。
「水泳」の使い方
「水泳」は、「水泳教室」や「水泳大会」、「水泳部」、「水泳の授業」などといった形で用いられます。
「競泳」とは?
「競泳」には、競技の「競」が用いられています。
競い合うことを意味する「競」。
そのため、「競泳」は単に水の中を泳ぐだけではなく、一定の距離を泳ぎ、そして、その速さを競うことを意味します。
水の中を泳ぐスポーツが「競泳」になります。
「競泳」の使い方
「競泳」は、「競泳選手」や「競泳用水着」などといった形で用いられます。
「水泳」と「競泳」の違い
同じ水の中で泳ぐことを意味する「水泳」と「競泳」。
ただし、その泳ぐ行為の目的によって使い分けが必要な言葉になります。
「水泳」は、水の中で泳ぐことのみを意味し、どんな人にも用いることができる言葉になります。
一方、「競泳」は水で泳ぐことを競い合う場合にのみ使用される言葉になり、競技として行うものが「競泳」になります。
「水泳」の例文
・『子供の頃、水泳教室に通っていました』
・『健康維持のため、母は水泳を始めました』
・『水泳部の冬は泳ぐことができず、筋トレばかりになってしまいます』
・『私は子供の頃から水泳が苦手でした』
「競泳」の例文
・『父は、昔、日本を代表とする競泳選手でした』
・『競泳選手の筋肉は素晴らしい』
・『競泳用水着は、着用するだけでも一苦労するそうです』
・『子供の頃、競泳選手に憧れました』
まとめ
以上のような違いに注意し、適切な使い分けが必要です。
