この記事では、「大病」と「重病」の違いを分かりやすく説明していきます。
「大病」とは?
重い病気という意味です。
「大」という漢字には、たいへん、非常に、程度がはなはだしいという意味があり、「病」という漢字には、やまい、わずらいという意味があります。
このことから「大病」には、程度の重い病気という意味があることがわかります。
すぐに治るような病ではなく、回復が困難なような病や、病気の程度が重いものをいいます。
薬を飲んだらすぐに治るような風邪は、この言葉が意味するものではありません。
がんや脳卒中などは、この言葉が意味するものにあてはまります。
がんなどは、回復に時間がかかるとされており、場合によっては命にかかわります。
このような重い病気を意味する言葉です。
「重病」とは?
重い病気という意味です。
「重」という漢字には、程度がはなはだしい、ひどいという意味があります。
このことから「重病」には、程度のひどい病気という意味があることがわかります。
がんや脳卒中など、回復が難しいといわれるような病をいいます。
数日寝ていれば治るような風邪は、この言葉が意味するものにはあてはまりません。
「病」という漢字を使っているように、病気についてだけを意味する言葉です。
程度の重い軽いにかかわらず、怪我のことではありません。
また、病気にかかっているその人という意味でもありません。
「大病」と「重病」の違い
「大病」と「重病」の違いを、分かりやすく解説します。
どちらの言葉にも、程度のはなはだしい病という意味があります。
意味に大きな違いはなく、同じような使われ方をします。
どちらの言葉も病についての言葉で、怪我のことではありません。
程度がはなはなだしくても、怪我の場合はこの言葉が意味するものではないです。
まとめ
どちらの言葉にも、程度のはなはだしい病という意味があり、意味に大きな違いはありません。
同じように使うことができます。