この記事では、「体調」と「気分」の違いを分かりやすく説明していきます。
「体調」とは?
からだの調子という意味です。
よいか悪いかという観点からみたからだの調子を意味します。
「からだ」は肉体のことを指します。
また「体」には、健康状態という意味もあります。
「調」という漢字は、ようす、状態という意味です。
このことから「体調」は、からだの状態、からだの様子という意味があることがわかります。
たとえば、今体が重くて、熱っぽい感じがするとします。
元気に動き回ることができない状態です。
このような状態を「体調が悪い」といいます。
今日は体が軽くて、テキパキと動ける状態だとします。
出かけるのにも苦労しないような体の状態です。
このような状態は「体調がよい」といいます。
人間の体の状態のことだけでなく、動物の体の状態を指して使うこともあります。
「気分」とは?
快・不快などの、ある程度持続する心身の状態という意味です。
ある状況によって引き起こされる気持ちや、体の状態によって生まれる気持ちをいいます。
具体的な内容ではなく、漠然としたものを指します。
「大学へ入学したい気分がある」とはいいません。
このような具体的なものを指すのではなく、漠然とした心身の状態を意味します。
たとえば、今日はとても天気がよいので、何となく出かけたいなと思ったとします。
このことを「出かけたい気分」といいます。
また、雰囲気という意味も持っています。
この意味では「クリスマス気分」のような使い方をします。
「体調」と「気分」の違い
「体調」と「気分」の違いを、分かりやすく解説します。
「体調」は体の状態という意味で、肉体の状態をいいます。
「気分」は気持ちのことです。
体の状態によって生まれる気持ちという意味がありますが、体の状態のことではありません。
まとめ
一方は体の状態、もう一方は気持ちのことを意味しており、それぞれの意味は異なります。